ドラマ『アンダーカバー』は、韓国で2021年４月23日から6月12日まで放送された英国ドラマのリメイク作品だ。
このドラマで、ハン・ジョンヒョン（本名イ・ソッキュ）役を務めたのが俳優のチ・ジニだ。
彼は、『宮廷女官 チャングムの誓い』や『トンイ』を始め、『棚ぼたのあなた』『大風水』といった数々の話題作に出演してきた。
そのチ・ジニが扮するハン・ジョンヒョンは、国家機関のスパイだった過去を隠して小さな自転車店の店主をしている男性だ。
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そんな主人公の愛する女性や家族、自分の正義や信念を守るために奮闘する姿が魅力的だったと語るチ・ジニ。
さらに、このドラマにはアクションやロマンスなど様々なジャンルが入っていて、めったにないいい機会だと思って出演決めたという。
劇中で、ハン・ジョンヒョンの妻のチョ・ヨンス役を演じるのは、2004年のドラマ『波乱万丈!ミス・キムの10億づくり』でチ・ジニと共演した女優のキム・ヒョンジュだ。
彼女は他にも、『名家の娘 ソヒ』『花より男子～Boys Over Flowers』『花たちの戦い～宮廷残酷史～』『ウォッチャー 不正捜査官の真実』などで演技を披露してきた。
過去に共演したことがあるためか、劇中での演技はしっかりと息があっていて、信頼関係が気づけているのがわかるし、チ・ジニ自身もいろんな面で助けられたと語っている。
そんなチ・ジニは、自身が演じる役の若い頃を演じたヨン・ウジンの演技を最初に見たときに、イイ感じで何となく似ていると思ったという。
そして、台本の読み合わせのときに、ヨン・ウジンが割と早口だと気付き、自分も同じように演じたと語るチ・ジニ。
2人が演じるハン・ジョンヒョンを比べてみると、ヨン・ウジンのほうは若くて活気にあふれているが、チ：ジニのほうは少しやつれた雰囲気なので、しっかりと20年の歳月を感じることができる。
今でも俳優として高い人気を誇るチ・ジニ。これまでの作品で多様な役柄に扮して強い印象を視聴者に感じさせた彼は、次のどんな作品に出演するのだろうか。
文＝大地 康
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