時代劇で火花を散らすキム・ユジョンとキム・ソヒョンのライバル対決が熱い!

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20代前半の女優といえば、なんといってもキム・ユジョンとキム・ソヒョンがダントツの存在感を持っている。この2人の活躍が本当に目立っているのだ。

そんな彼女たちの華々しい姿を見ていると、2人が子役だったときにしのぎを削った時期があったこと思い出す。特に印象深かったのが『太陽を抱く月』である。

この時代劇はキム・スヒョンとハン・ガインが主人公を演じていたが、序盤ではキム・ユジョンとキム・ソヒョンが一緒に出ていた。

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それは、子役のヨ・ジングが演じた世子(セジャ)の妻を選抜する「カンテク」の場面であった。そして、世子嬪の最終候補に残ったのがヨヌ(キム・ユジョン)とボギョン(キム・ソヒョン)だったのだ。

結局、「カンテク」のときはヨヌが選ばれて世子嬪となり、ボギョンは選抜から漏れて悔し涙にくれた。

キム・ユジョン(左)とキム・ソヒョン(右)

韓国ドラマ界を牽引する主役女優

このときのキム・ソヒョンが見せた意志の強さを表す演技が強烈だった。見るからに、芯の強さを感じさせて、見る者の心に強く残った。

こうして『太陽を抱く月』でキム・ユジョンとキム・ソヒョンは子役ながら早くもライバル同士のような雰囲気を漂わせていた。
それから9年が経ち、2人は押しも押されもせぬ人気女優に成長した。

キム・ユジョンは大人の女優になってから『雲が描いた月明り』で見事なヒロインを演じ、以後もドラマで活躍しながら、今はSBSの新しいドラマ『紅天機(ホンチョンギ)』(原題)で主役を務めている。とにかく、神秘的な霊力をもっている女性画工の役はとても評判がいい。

一方のキム・ソヒョも、時代劇を含む数多いドラマで主役を演じていて、今年は『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』で国を守る勇敢な王女を熱演した。このドラマは作品性が高く評価され、第48回韓国放送大賞ドラマ部門で『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』が作品賞を獲得し、主役のキム・ソヒョンは最優秀演技賞に輝いている。

これからも、キム・ユジョンとキム・ソヒョンは、韓国ドラマ界を牽引する立派な主役女優になっていくだろう。2人の今後が本当に楽しみだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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