今年の韓国ドラマは多くのイケメン俳優たちが主役として華々しい活躍をしてファンを喜ばせているが、現代劇だけでなく時代劇も大いに活性化されて人気を集めている。
特に、今年前半に放送されたシン・ヘソン主演の『哲仁王后』がコミカルな時代劇として大いに受けた好影響で、時代劇もまたブームのきざしを見せている。
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うれしいことに、グループとして完全復活を果たした2PMのテギョンとジュノがそろって時代劇に主演することでも話題を集めている。
今後もイケメン俳優が時代劇を賑わせてくれることは間違いない。そんな状況の中で、「もし新進のイケメン俳優が時代劇のヒーローを演じるとすれば誰が一番似合うだろうか」と考えてみたら、真っ先に浮かんだのがソン・ガンだった。
それには理由がある。
当然、時代劇に主演するとなると、韓服を着て冠をかぶるというのが必須となる。そして、その格好をして絵になるのは、「目鼻立ちがはっきりしている」「精悍な目をしている」「長身で顔が小ぶり」といった条件が合うはずだ。そうした観点から見ても、ソン・ガンが時代劇のイメージにピッタリとなった。
演じる役は世子(セジャ/皇太子のこと)なら申し分がないし、両班(ヤンバン/貴族階級)の御曹司もとてもいい。
そういう時代劇のキャラクターで活躍するソン・ガンをぜひ見てみたい。
とはいえ、ソン・ガンといえば、これまで出演したドラマは現代劇がズラリと並ぶ。最近でも『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』でバレエダンサーを颯爽と演じていたし、放送が終わったばかりの『わかっていても』でも魅惑的な現代青年に扮していた。
さらに、来年の放送予定に目を向ければ、ドラマ『気象庁の人々:社内恋愛残酷史編』(原題)が確定している。このドラマではパク・ミニョンと共演し、ソン・ガンは破天荒な予報官を演じることになっている。
そういう意味で、ソン・ガンが時代劇に主演するという話はまだないのだが、『気象庁の人々:社内恋愛残酷史編』の次にはぜひ時代劇にチャレンジしてほしい。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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