2021年6月19日から8月21日まで韓国で放送されたドラマ『わかっていても』。この作品は、日本ではネットフリックスで配信されている。
その『わかっていても』で、女優のハン・ソヒと共に主演を務めたのが俳優のソン・ガンだ。
彼が演じたパク・ジェオンは、美大の彫塑科2年生ですれちがった女性が全員振り向くようなイケメンである。
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ソン・ガンと言えば『わかっていても』以外にも、『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』や『恋するアプリ Love Alarm』といったドラマに出演している話題の俳優だ。
最初に台本を読んだときに一風変わったロマンス物だと思った彼だが、この年頃ならではのドキドキする気持ちと、その裏に潜む危なっかしさに魅力を感じて出演を決めたという。
ドラマの中でのパク・ジェオンは一見優しそうに見えて時々冷めた顔を見せるキャラクターだ。
さらに、物語で様々な表情を見せるがよくわからないところが多い人物なので、ソン・ガンは、自分の気持ちをあまり表現しないで、セリフ以外でどう感情表現するかをとても悩みながら撮影に臨んでいた。
ちなみに、美大の彫塑科4年生のユ・ナビ役を務めた女優のハン・ソヒは、共演したソン・ガンを、とても明るくピュアでパク・ジェオンとは違った魅力があると評している。
前作の『ナビレラ』では、共演したパク・イナンから多くのことを学んだというソン・ガン。一方の『わかっていても』で久々に同年代の俳優と共演したため、共通認識を持ちやすかったと語った。
ソン・ガンとハン・ソヒがすばらしい演技を見せてくれた『わかっていても』は、人気のウェブ漫画を原作として作られたドラマで、相手が本気じゃないとわかっていても、やめられない恋に落ちる女性を描いている。
以上のように、俳優として話題を集めているソン・ガンは、次のどんなキャラクターを演じてくれるのか。彼の演技は本当に興味深い。
文=大地 康
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