『IRIS-アイリスー』や『検事プリンセス』などのドラマで、魅力的な演技を披露してきた女優キム・ソヨン。
そんな彼女が、国内最高のソプラノであり次期理事長の座を狙う女性チョン・ソジン役でドラマ『ペントハウス(原題)』に出演した。
2020年の10月から2021年1月まで放送されたこのドラマで、俳優のオム・ギジュンや女優のイ・ジアと共演した彼女は、劇中で見事な悪女ぶりを披露した。
キム・ソヨンにとって悪女を演じるのは2000年に放送されたドラマ『イヴのすべて』以来となる。
そもそも彼女が『ペントハウス』に出演を決めたきっかけが、悪女にもう一度挑戦したいと思ったからだった。
しかし、久しぶりに悪女を演じることもあり、やっぱり緊張やプレッシャ―を感じていたキム・ソヨン。
ちなみに、この『ペントハウス』はシーズン1からシーズン3まで放送されており、そのすべてに出演している。
彼女が演じるチョン・ソジンは華やかで堂々としていたり、悔しがったりイライラしたりと様々な表情の変化を見せたり、顔の動きやセリフのトーンなどに気をつけたという。
この作品には多くの実力派俳優たちが集まっていたが、その中でも悪女としてひときわ強い存在感を感じさせていたキム・ソヨン。
これまで彼女が出演してきた作品は現代劇がほとんどだが、時代劇では『大風水』に出演している。このとき演じたのは、俳優チソン扮するモク・チサンの師の娘のユン・ヘインだった。
もし次に時代劇に出演することがあったら、ぜひ悪女に扮したキム・ソヨンの姿を見てみたい。
文=大地 康
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