現在、テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『馬医』。韓国で初めて放送されたのは2012年だ。
このドラマで、ヒロインのチニョン役を務める女優のイ・ヨウォン。
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彼女と主役のペク・クァンヒョン役のチョ・スンウは同じ檀国大学出身で、チョ・スンウのほうが1学年先輩だという。
しかし、イ・ヨウォンのほうが女優としてデビューが早かったようなので、俳優の立場で言えば彼女のほうが先輩だと、2012年9月に行なわれた『馬医』制作発表会でチョ・スンウが語っていた。
とてもリラックスして撮影に臨むことができたイ・ヨウォンは、物語の要素として動物の存在が大きいと感じていた。
ペットとして飼われることのない動物を間近で見たり、触れたりすることができたイ・ヨウォン。動物好きの彼女にとって、それはとてもいい体験だった。
しかし、第9話の死んだ子牛の死体を解剖するシーンで、本物が運ばれてきたときはショックを受けたイ・ヨウォン。
そんな彼女が『馬医』の前半の放送を振り返ったときに、一番だと感じた場面はクァンヒョンが治療を通じて動物たちと心を通わせるところだった。
そのシーンには、人間と同じように動物の命も大切だというメッセージが込められているのがわかる。
『馬医』の物語はいよいよ後半に入り、チニョンの出生の真相へと近づいてく。
そんな後半のクライマックスに向けて、イ・ヨウォンの魅力にさらに輝きが増してくるだろう。
今後の放送でも、イ・ヨウォンを始めとしてチョ・スンウや顕宗(ヒョンジョン)役のハン・サンジンたち俳優陣の演技を最後まで楽しんでみよう。
文=大地 康
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