テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『馬医』。このドラマでヒロインのカン・ジニョンに扮している女優イ・ヨウォン。
彼女は、2001年に公開された映画『子猫をお願い』で容姿と表現力が高く評価された女優だ。
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その後、2002年から2003年の放送された『大望』や2009年の『善徳女王』といった時代劇ドラマに出演し、自身が演じるキャラクターを魅力的に見せるなどすばらしい演技を披露している。
この『馬医』は2012年から2013年に放送されたドラマで、イ・ヨウォンにとっては『善徳女王』の次に出演した時代劇である。
彼女は、『馬医』にどんな心境を持って撮影に挑んだのだろうか。
韓国時代劇で「馬医」の存在を題材として描いた時代劇は、この『馬医』が初めてである。イ・ヨウォンはそこに魅力を感じていた。
さらに、ドラマで主人公のペク・クァンヒョンを演じる俳優チョ・スンウがドラマ初出演することに対する期待感もあったという。
そんなイ・ヨウォンは、『馬医』に出演するにあたって鍼の打ち方や基本的な理論など、韓医学に関することを共演者と一緒に学んだ。
彼女が演じるカン・ジニョンの身分は最下層だったが、12歳になってからは一転して両班(ヤンバン)の娘となる女性だ。
そういう多面性を持ったキャラクターを表現するために、イ・ヨウォンはイ・ビョンフン監督としっかり話し合いながら、状況に応じて演技に変化させていたという。
以上のように、女優として完璧に準備を整えて撮影に臨んだイ・ヨウォン。彼女が扮するカン・ジニョンは、今後の物語の中で医女としてどんな活躍を見せてくれるのかが楽しみだ。
そして、少女時代のころの初恋の相手であるペク・クァンヒョンとの関係はどうなるのだろうか。これからの放送も本当に見逃せない。
文=大地 康
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