現在、テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『馬医』で主演を務めている俳優のチョ・スンウ。
彼が演じている主人公のペク・クァンヒョンは正義感が強く、明るくて気さくな性格の青年だ。
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物語の中で動物に親しみ育ったクァンヒョンは腕のいい馬医として成長し、司僕寺(サボクシ)の馬医となった彼の進むべき道には、様々な困難が待ち受けていた。
それでも差別や偏見と闘いながら医学の道を歩んでいくクァンヒョン。キャラクターを演じたチョ・スンウは、現代劇を中心に多くのドラマに出演している。
そんな彼が、『馬医』の第10話の撮影のときにあるシーンでNGを出してしまったというが、いったいどんなセリフなのだろうか。
それは『馬医』の第10話のセリフで、クァンヒョンの「傷んだアワビと酢が反応すると猛毒になる」というのがある。
しかし、俳優たちも時間がない中で撮影に臨まなければならないこともあるので、セリフが覚えられないこともある。
このとき、チョ・スンウはセリフの中の「アワビ」と「酢」を思い出すことができなかった。
当然、必死にセリフを思い出そうとする彼は、自分の目の前を何かが行ったり来たりしているのを感じた。
周りを見てみると、監督のイ・ビョンフンがアワビの殻と酢のビンを持って両手を交互に突き出していたそうだ。
それを見て大笑いしてしまったチョ・スンウ。結果的にそのシーンでNGを出してしまった。
韓国ドラマは時代劇でも現代劇でも、日本のように事前制作をすることが本当に少ないので、放送の直前まで撮影をして間に合わせている。そのため出演する俳優たちも、徹夜で撮影に臨んでいることも多い。
特に『馬医』のように、毎週月曜日から金曜日に放送されるとなれば、撮影も大変なのは間違いない。
以上のように、韓流スターたちががんばって撮影に臨んでいるからこそ面白いドラマができるのだろう。これからのチョ・スンウの活躍に期待したい。
文=大地 康
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