BS日テレで、平日の月曜から金曜の1時から放送されているハン・ヒョジュ主演の時代劇『トンイ』。
このドラマの主人公であるトンイこと淑嬪(スクピン)・崔氏(チェシ)は、朝鮮王朝19代王・粛宗(スクチョン)の寵愛を受けた側室である。
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そんな淑嬪・崔氏を『トンイ』のハン・ヒョジュ以外に誰が演じたのかを紹介しよう。
1995年に放送された『妖婦 張嬉嬪』で、ナム・ジュヒという女優が淑嬪・崔氏役を務めた。
このドラマで彼女と共演した出演者には、主人公の張嬉嬪(チャン・ヒビン)役のチョン・ソンギョンや粛宗役のイム・ホ、仁顕王后役のキム・ウォニがいる。
1998年の時代劇『大王の道』は、21代王・英祖(ヨンジョ)の時代を舞台に描いたドラマで、主人公の思悼世子(サドセジャ)を演じたのは、『妖婦 張嬉嬪』で粛宗役を務めたイム・ホだ。
そして、俳優パク・クニョンが扮した英祖の母親の淑嬪・崔氏は、女優キム・ヨンエが演じていた。
この『大王の道』以降の時代劇で、淑嬪・崔氏を演じた女優は、2003年『張嬉嬪-チャン・ヒビン』のパク・イェジン、2013年『チャン・オクチョン』のハン・スンヨン、2016年『テバク~運命の瞬間(とき)~』のユン・ジンソなどである。
ちなみに、2010年の『トンイ』に関しては文章の最初の方で紹介しているので、そちらを参考にしてほしい。
以上のように、様々な女優が淑嬪・崔氏を演じてきた。どの女優も魅了的な演技を披露していたが、一番はやっぱりハン・ヒョジュではないかと思う。
現在、5月26日から放送されている『トンイ』を見て改めて彼女の演技に魅了された。
このドラマは本当に何度見ても飽きないほど素晴らしい作品である。
今回の放送で改めてハン・ヒョジュの演技を楽しんでみよう。
文=大地 康
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