『ヘチ』の撮影でチョン・イルが苦労したこととは?

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NHKの総合テレビで日曜日の午後11時から放送されている『ヘチ 王座への道』で、主演を務めているのが俳優のチョン・イルだ。

彼が演じている延礽君(ヨニングン)は、後に21代王・英祖(ヨンジョ)として即位する人物で、19代王・粛宗(スクチョン)と側室の淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)の息子として生まれた。

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その延礽君として演技を披露するチョン・イルだが、撮影のハードなスケジュールや寒い中での撮影など、大変なことも多かったという。

それでも、屋外ロケの寒さに関しては彼自身も受け入れていたらしく、特に問題はなかったようだ。

チョン・イル

俳優としての責任感

そんな厳しい撮影の中で、チョン・イルが一番大変だと感じたのが延礽君の感情を表現することだという。

この作品で、延礽君が見せる2つの感情をシーンによって使い分けるのに苦労したチョン・イル。大変な思いをしながら撮影に臨んでいた彼のモチベーションになっていたのは、俳優としての責任感だった。

チョン・イルは、撮影の現場を1つの約束の場所として考えているようで、主人公を演じる立場として守るべきことは絶対に守るという使命感を持っているように感じる。それが延礽君を演じる彼の力となったのだろう。

それだけ苦労しながら役を演じただけに、チョン・イルがこの作品に出演したことで学んだことも多かったのである。

以上のように、チョン・イルにとって『ヘチ』に出演したことは、彼自身の大きな成長につながったようで、ドラマで確実に強い存在感を示している。

だからこそ、これまでに出演してきた数々の作品でも視聴者を魅了するすばらしい演技を披露することができたのだと思う。

ドラマに出演するたびに新しいイメージを見せてくれるチョン・イル。2021年もたくさんのドラマに出演して魅力的な姿を見せてくれるのではないかと期待が高まる。

今後の『ヘチ』の放送の中で彼が見せる演技がとても楽しみだ。

文=大地 康

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