『イ・サン』で主人公を演じたイ・ソジンはセリフをどのように覚えたのか

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2007年から2008年にかけて放送された時代劇『イ・サン』は、時代劇の巨匠と呼ばれるイ・ビョンフン監督の作品で、朝鮮王朝22代王・正祖(チョンジョ)の生涯を描いている。

正祖は朝鮮王朝最高の名君と呼ばれており、ドラマの中では俳優のイ・ソジンが演じている。さらに、ヒロインのソンヨン役のハン・ジミン、英祖役のイ・スンジェ、思悼世子役のイ・チャンフンなど豪華な俳優陣が揃った作品だ。

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撮影前に大邦画渡されると、出演者たちは必死になってセリフを覚えたことだろう。そんな中で、主演のイ・ソジンだけは余裕の表情を見せていたという。それでいて、撮影が始まるとセリフは完璧だったそうだ。

しかし、いくらイ・ソジンでも台本を一度見ただけで覚えられるわけではない。最初に台本をもらったときに、内容を頭に入れるためにものすごく集中して読むそうだ。

イ・ソジン

多様な役柄に対応

その段階である程度セリフを記憶した彼は、残りをリハーサルのセリフ合わせのときに覚えてしまうという。

それだけの努力があってこそ、ドラマの中であれだけの演技を披露することができるのだろう。

そうは言っても、簡単にできるものではないが、イ・ソジンはセリフを自然と覚えられるようだが、あまりにもセリフの量が多くて、撮影が終わると覚えたものはすぐに抜けてしまうらしい。

それでも、役になりきるためにそれだけの努力をしているのは、イ・ソジンに限らずすべての俳優たちに言えることだ。

時代劇だけでなく、現代劇でも俳優として立派にキャリアを積んできたイ・ソジン。彼が出演した作品の多くがヒットしている。だからこそ、俳優として多くのファンに強い印象を残すことができたのだ。

俳優として確実に存在感を示してきたイ・ソジン。多様な役柄に対応できる彼は俳優としてさらなる高みを目指していることだろう。彼の次の演技を見るのを楽しみしているファンは多いことだろう。

文=大地 康

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