俳優に関する様々なアンケートがよく取られているが、時代劇でいうとよく質問されるのが、「韓服が似合う俳優は誰でしょうか?」というものだ。
こういうアンケートが出てくると、時代劇の人気作品に出演した人がずらりと並ぶのだが、その中で特に印象的な人を取り上げてみよう。
まずはパク・ボゴムだ。
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彼は韓服が似合う韓流スターというアンケートがあると、かならず上位に入るスターだ。主演したのはもちろん『雲が描いた月明り』だ。
このドラマで、パク・ボゴムは世子(セジャ)のイ・ヨンを演じて、ツンデレ的な魅力を振りまいていた。
なんといっても、長身でスタイルがいいパク・ボゴムは韓服が本当に似合っていた。
特に『雲が描いた月明り』では、世子が着る韓服は若者らしくてとても見栄えがよかった。また朝鮮王朝の冠もよく似合い、パク・ボゴムは小顔だけに表情がキリリと引き締まっていた。
『雲が描いた月明り』は、ストーリーやキャスティングがとても魅力的で大ヒットした時代劇だけに、そのドラマの中で颯爽と世子を演じたパク・ボゴムは本当にすばらしかった。韓服が似合うスターとして、まずは特に強調しておきたい。
さらに取り上げたいのはド・ギョンスだ。
彼はEXOのD.O.(ディオ)として知られるが、俳優活動をするときはド・ギョンスという名前で数々の出演作を誇っている。
そして時代劇の『100日の郎君様』で、世子のイ・ユルを演じて大好評を博した。
彼は、ドラマの中で最初は記憶喪失になって村人に扮しており、そのときは庶民の服装をしていた。
しかし、後半になって王宮に戻ってくると、村人から一転して堂々たる世子を演じきっていた。
その際の王族としての立ち居振る舞いが見事だったが、着ている韓服もキラキラと光るほどに強烈な印象を見せていた。ド・ギョンスも文句なく韓服が似合うスターだ。
このように取り上げたのはパク・ボゴムとド・ギョンスだが、ファンの中では自分なりの韓服が似合うスターの好みがあるはず。その見た目を大事にしておこう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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