パク・ボゴムが演じたことで有名になってしまった歴史人物とは?

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俳優のパク・ボゴムは、昨年8月31日に海兵隊に入隊して兵役をスタートさせた。あれから5カ月、彼は元気に兵役生活を送っていることだろう。

あれほどの人気俳優だっただけに、パク・ボゴムがいないという空白を感じるのは仕方がないが、それでも彼には主演作がたくさんあり、それらをもう一度見直すというのもファンにとっての楽しみだろう。

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パク・ボゴムが兵役に入った後の昨年9月に放送されたのが『青春の記録』だ。

このドラマでパク・ボゴムは、未来のトップ俳優を夢見る駆け出しの俳優に扮し、様々な人間関係の中で努力を続けていく。

この『青春の記録』がタイムリーだったのは、パク・ボゴムが演じた主人公も兵役を目前に控えて大いに悩んでいたことだ。

まさに、パク・ボゴムのリアルタイムが再現されるようなストーリーになっていた。しかも、一流の俳優に成長していく姿もパク・ボゴムを彷彿とさせていた。

パク・ボゴム

朝鮮王朝の輝かしい人物

もう1つ、ぜひパク・ボゴムの主演作で取り上げたいのは『雲が描いた月明り』だ。

パク・ボゴムが演じたイ・ヨンという世子(セジャ)は、聡明でルックスが抜群で、まさにパク・ボゴムが朝鮮王朝時代にタイムスリップしたかのような雰囲気を持っていた。

役柄は典型的なツンデレで、共演したキム・ユジョンとの掛け合いは抜群の面白さだった。

もちろん、パク・ボゴムはイ・ヨンというキャラクターを凛々しく堂々と演じきっていた。

このイ・ヨンは、実在した孝明(ヒョミョン)世子がモデルになっているのだが、この天才的な才能を持った若者は、現実的には21歳で早世してしまった。

本当に悲しい歴史になってしまったのだが、パク・ボゴムが『雲が描いた月明り』でイ・ヨンを演じたことで、孝明世子は再び今の韓国でも脚光を浴びるようになった。

そんな朝鮮王朝の輝かしい人物を、『雲が描いた月明り』でもう一度堪能してみよう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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