イ・ジュンギの次回作が時代劇になる可能性が高い根拠とは?

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2020年は新作ドラマの『悪の花』でトップ俳優としての魅力をたっぷり見せてくれたイ・ジュンギだが、彼はもう次回作の構想を練っているに違いない。なにしろ、主演作の準備を怠らず常に情熱を傾けている彼は、いっときもジッとしていない。時間さえあれば、自分にふさわしい役へのイメージをふくらませているのだ。

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そんなイ・ジュンギといえば、キャリアの上でも時代劇での印象が強い。たとえば、2005年には映画『王の男』という時代劇で大ブレークして大人気となったし、その後に主演した『イルジメ〔一枝梅〕』で主演俳優としての立場を不動にした。

とにかく彼は、時代劇でなおさら華やかさを見せる俳優であった。それだけに、イ・ジュンギは意識して個性的な時代劇への主演が多くなっていった。それは、作品名をみると一目瞭然だ。ここで取り上げてみると、2012年の『アラン使道伝』、2014年の『朝鮮ガンマン』、2015年の『夜を歩く士(ソンビ)』、2016年の『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』というように時代劇のラインナップがズラリと並んでいる。

イ・ジュンギ

時代劇が大好き

強調すべきなのは、2014年から2016年までは3年連続で時代劇に主演していることだ。よほど時代劇が好きだと言える。

それは、イ・ジュンギ自身も語っている。

「個人的に時代劇が好きですし、ジャンルとして自分に合っています」

ここまで言い切っているのである。

それでは、イ・ジュンギはなぜ自分に時代劇がマッチしていると思えるのか。

彼は「時代劇のときは、形が決められていない表現を様々にイメージしながら演じていく楽しみがあります」と説明している。

そんなイ・ジュンギだが、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』以降の作品は、『クリミナル・マインド』『無法弁護士』『悪の花』と現代劇が続いている。

こうなると、時代劇が大好きなイ・ジュンギであるだけに、次に主演するのであれば、待望の時代劇になる可能性がとても高いと言えるだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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