若手俳優の中でトップの人気を誇っていたパク・ボゴムは、8月から兵役に入って海軍で軍務を行なっている。とはいえ、兵役中でも彼のドラマや映画が大きな話題になっている。
韓国では、9月から10月にかけて最新ドラマの『青春の記録』が放送されて、それは日本でもネットフリックスを通してすぐに見ることができた。やはり、パク・ボゴムの爽やかな演技を堪能できてとても良かった。
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さらに、彼の一番新しい映画となる『徐福』が12月に韓国で公開となる。この映画は、パク・ボゴムとコン・ユがダブル主演する話題作で、パク・ボゴムは人類初のクローン人間を演じている。
10月にはオンラインで『徐福』の制作発表会が行なわれており、パク・ボゴムは兵役中のために出席できなかったが、彼の役についても大いに紹介されていた。
とにかく、鋭い目の演技が印象的だと評判だった。かならずパク・ボゴムは、最新映画で期待に応えてくれることだろう。
このように、兵役中にもかかわらずパク・ボゴムの最新作が話題に上っているが、これまでの作品を振り返るなら傑作時代劇と称された『雲が描いた月明り』を再び見てみたい。
『雲が描いた月明り』では、パク・ボゴムは朝鮮王朝の世子(セジャ)のイ・ヨンに扮していた。
世子といえば正式な王位の継承者であり、やがては国王になる人なのだが、様々な敵対勢力に邪魔されてイ・ヨンは苦境に立たされていった。そんなピンチをどのように切り抜けていくのか。
そこが『雲が描いた月明り』の大きな見どころであったし、パク・ボゴムが演じたイ・ヨンはすばらしい才能で朝鮮王朝の政治を正しい方向に導いていった。
それにしても、パク・ボゴムの韓服姿はとても凛々しかった。彼はやはり現代劇でも時代劇でも抜群のルックスを見せてくれる俳優なのだ。
共演はキム・ユジョンで、天才子役から大人の女優に成長した彼女も『雲が描いた月明り』を大いに盛り上げていた。
パク・ボゴムは今、兵役に入ったばかりなのだが、『雲が描いた月明り』や最新ドラマを見ることができるのがファンにとってはとてもありがたいことだ。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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