10月17日から韓国のtvNで放送が始まったのが『スタートアップ:夢の扉』だ。
このドラマは、韓国での放送が終わったらすぐにNetflixで日本でも配信されることになっている。ほぼリアルタイムで韓国の新しいドラマを見られるのだから、本当にワクワクする。
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この『スタートアップ』は、ITの分野で若者たちの夢に向かう姿を描いており、ナム・ジュヒョクと一緒に主役を担うのがペ・スジだ。
彼女が演じるソ・ダルミは、両親の離婚によって実の姉と十数年前に離れ離れになってしまった。そして再会してみると、姉はアメリカで成功した女性実業家になっていて、ソ・ダルミは正社員になれない境遇だった。
格差を感じたソ・ダルミは、必死になって新しいチャンスをつかもうとする。そんな風に一生懸命努力する主人公を、ペ・スジはアクティブに演じていた。
今や若手女優のトップと評価されているペ・スジ。彼女は時代劇でも果敢な演技にチャレンジしていた。それが、イ・スンギと共演した『九家の書~千年に一度の恋~』である。
このドラマは、新感覚のファンタジー時代劇と呼ばれた。神獣と人間との間に生まれた男チェ・ガンチが、人間になろうとする過程を通じて、真の人間愛と自意識を発見していく物語だ。
主役のチェ・ガンチを演じているのがイ・スンギだった。数々のヒットドラマに出演している彼も、この『九家の書』で本領を発揮した。
そして、武術と弓が巧みなヒロインの女武芸師範に扮したのがペ・スジだった。彼女にとっては、非常に難しい役柄だった。なにしろ、アクションシーンがたくさんあったからだ。
しかし、ペ・スジには強みがあった。それは、幼いころからテコンドーを習っていたことだ。こうしたテコンドーの経験があったことによって、ペ・スジは難しいアクションシーンにも合格点の動きを披露することができた。
彼女がたびたび見せた回し蹴りのシーンは大評判となった。ついには、女優でありながら「回し蹴りの達人」と呼ばれた。女優の世界は広いとはいえ、ここまでアクションを褒められたのだからペ・スジも本望だろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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