今でこそトップ女優として名高いペ・スジだが、もともとはガールズグループ出身のアイドルだった。
オーディション番組の地域予選でスカウトされ、アイドルグループ“miss A(ミス・エー)”として2010年にデビュー。2012年に出演した映画『建築学概論』が大ヒットしたことで、女優としてもブレイクした。
そんな彼女の時代劇ドラマ初出演となったのが『九家の書～千年に一度の恋』。男勝りの性格で武術に長けたヒロイン、タム・ヨウルに扮した。
他の出演俳優に比べて演技の経験が圧倒的に少ないにもかかわらず、またハードスケジュールで撮影が続いたにもかかわらず、ペ・スジは本作にいつも明るい表情で取り組んだという。
また、同作で共演したイ・スンギとのキスシーンは大きな話題になり、〝国民の初恋相手〟という愛称にふさわしい魅力を見せた。
2015年には映画で時代劇に挑戦。朝鮮王朝末期を舞台にした『花、香る歌』に主演している。同作で演じたのは、天才的な歌声を持つ女性初のパンソリの歌い手。
パンソリとは朝鮮半島の伝統的な民族芸能だが、ペ・スジは劇中で観る者の魂を揺さぶる見事な歌唱力を披露した。もともとの魅力的なルックスが人気だっだが、役者としても高い評価を得たのだ。
現在はすっかり人気女優となったペ・スジ。最近は現代劇が続くが、そろそろ本格時代劇でも彼女の演技を見てみたいものだ。
構成=韓ドラ時代劇.com編集部
◇ペ・スジ プロフィール
生年月日:1994年10月10日生まれ
身長:168cm
デビュー年:2010年
出身校:ソウル公演芸術高等学校 卒業
☆主な出演作
『ドリームハイ』(ドラマ、2011年)
『建築学概論』(映画、2012年)
『九家の書～千年に一度の恋～』(ドラマ、2013年)
『花、香る歌』(映画、2015年)
『あなたが眠っている間に』(ドラマ、2017年)
『Vagabond』(ドラマ、2019年)
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