『麗』にも『暴君のシェフ』にも彼女がいた…カン・ハンナが放つ“悪女”の存在感【一問一答】

2025年09月30日 作品情報 #女優 #Netflix
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ドラマ『暴君のシェフ』に出演した女優カン・ハンナが、作品を送り出す心境を語った。

【写真】カン・ハンナ、“理想の彼女風”ショットに反響「目が清められた」

劇中で淑媛カン・モクジュを演じ、強烈な存在感を発揮したカン・ハンナ。王の寵愛を独占しながら権謀術数を操る淑媛を、優れた演技力とビジュアル、明瞭なディクションの3拍子を揃えて熱演し、視聴者を魅了した。

以下、カン・ハンナの一問一答。

Q1. 放送終了の感想は?

「猛暑の中、皆が心をひとつにして情熱的に準備し撮影した作品が終わってしまうのは寂しいです。ただ、多くの視聴者の方々に愛され関心をいただけたおかげで、喜びの気持ちでモクジュを見送れそうです」

Q2. キャラクターに惹かれた理由と解釈は?

「一見すると暴君を鎮める治療薬のように見えながらも、内に毒を秘めている存在感に魅力を感じました。彼女の悪行や感情をより劇的に表現しようと意識し、ナルシシスト的な要素やガスライティング的な行動を投影しました」

Q3. 印象深いシーンは?

「怒りに来たイ・ホンに、わざと彼のトラウマである母親について話し嘘泣きをした後、背を向けて冷たく涙を拭った場面です。モクジュの恐ろしい二面性を象徴するシーンだったと思います」

(画像=tvN)

Q4. モクジュの魅力は?

「過去の過酷な人生経験があったからこそ、庶民的な笑い方から王の前での優雅さ、ライバルへの嫉妬まで、場面ごとに多面的な表現が可能な人物だと思いました。ジヨンに対しては初めて危機感を覚え、幼稚な嫉妬をしたり、自分の正体を知るチェサン大君の前では本性を表せるなど、立体的な表現が可能だった点だと思います」

Q5. 視聴者の反応で印象的だったものは?

「『モクジュこそが暴君だ』という反応です。王の寵愛を盾に権力を誤用する姿がそう映ったのだと思います。物語の後半、モクジュの暴走によりそういう反応が寄せられたのが印象的でした」

Q6. 演じる上で意識した点は?

「登場シーンが限られていたので、一つひとつを鮮烈に印象づけるよう努めました。監督からは“美しくも致命的な存在感”を、脚本家からは“表情を多く使ってほしい”という要望をいただき、それを意識しました」

(画像=tvN)

Q7. 共演者との思い出は?

「特にチュウォル役のキム・チェヒョン先輩の共演シーンが多かったです。最後の監獄での撮影日が、先輩の誕生日でした。もしかしたら最も正直なモクジュの感情が現れたシーンを、先輩のおかげでうまく撮影できたようで記憶に残っています」

Q8. 衣装やスタイルで工夫した点は?

「赤を基調とした韓服や装飾、鮮やかなメイクで、言葉を発さなくても危険な気配が漂うようにしました。監督の“目つきは徹底的に悪く”という要望を常に意識しました。マカロンを食べて美味しいと感じたあの一瞬以外は、ずっと危険な女性の雰囲気を醸し出そうと努めました」

(画像=tvN)

Q9. モクジュに最後にかけたい言葉は?

「次の人生は普通の家庭に生まれ、幸せな家庭を築いてほしい」

Q10. 今後挑戦したい役やジャンルは?

「これからどんな役と出会うか分かりませんが、新しい姿をお見せできるよう努力していきます。ぜひ期待して見守ってください」

『暴君のシェフ』を通じて強烈で多面的なキャラクターを表現し、女優としての確かな存在感を再び証明したカン・ハンナ。今後の活躍から目が離せない。

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