ドラマ『暴君のシェフ』の主演キャストが視聴者に向けて感謝の気持ちを込めた温かいメッセージを伝えた。
堂々としたシェフ、ヨン・ジヨン役で暴君の心はもちろん、視聴者の心までも掴んだユナは「食べる人を思い、常に真心を込めて料理したヨン・ジヨンのように、私も一つ一つのシーンに真心を込めて演じた作品」と振り返った。
そして「準備することも多く責任感も大きかった分、とても愛着が湧き、長く心に残る作品になりそう。もう終わってしまうのが本当に惜しい。監督やスタッフ、共演者の方々と過ごした8カ月の思い出を忘れることはできない。何より大きな愛と応援をくださった視聴者の皆さんに心から感謝する」と語った。
カリスマあふれる王イ・ホン役を熱演したイ・チェミンは「多くの愛と関心をいただき、このようにドラマを終えることができて幸せだし感謝している」とし、「未熟な自分に学びと成長、そして幸せを与えてくれた大切な時間だった。今後も良い作品と演技で応えていけるよう努力していきたい」と、次なる飛躍を誓った。
強烈な存在感を放った後宮カン・モクジュを演じたカン・ハンナは「制作陣と俳優たちが心血を注いで作り上げた『暴君のシェフ』をたくさん愛していただき、ずっと幸せだった。韓国だけでなく世界中の方々に見ていただけたことも特別な思い出になった。美味しい料理を召し上がるとき、私たちの作品を思い出してもらえたら嬉しい」と微笑んだ。
王位を狙う悪役、チェサン大君役のチェ・グィファは「“視聴率の暴君”、“夜食の暴君”など様々な愛称をいただいた」とユーモアを交えて語り、「このすべての呼び名をくださった視聴者の皆さんに心から感謝する」と話した。
一方、チェサン大君の手にかかり悲劇的な最期を迎えたインジュ大王大妃を演じたソ・イスクは「熱い夏、熱い火の前で俳優やスタッフが作り上げた料理を美味しく楽しんでくださり、温かく応えてくださって本当に感謝している」と語った。
最後に、王イ・ホンの忠臣として壮絶な最後を遂げたイム・ソンジェ役のオ・ウィシクは「どの作品よりも尽力してくださった『暴君のシェフ』のすべてのスタッフの皆さんに感謝したい」と伝えた。さらに「私たちが心を込めて準備した12皿の料理を美味しく味わってくださった視聴者の皆さんにも心から感謝する。夏よりも熱い愛情をいただいた。皆さんがこれからも健康で幸せでありますように」と締めくくった。
9月28日に放送された『暴君のシェフ』最終回は、視聴率が17.1%(全国平均)で自己最高を更新し、有終の美を飾った。
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