『暴君のシェフ』はどこが斬新だったのか/推しのベスト8編

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Netflixで人気を博す『暴君のシェフ』。現代のシェフが朝鮮王朝時代にタイムスリップするというストーリーは、『哲仁王后~俺がクイーン⁉~』に似ているところがあるのだが、それでも、アッと驚くほど斬新すぎる視点も多かった。それをベストランキング形式で取り上げてみよう。

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8位/タイトルがいい

「暴君」と「シェフ」を並立にしたタイトルにワクワク感があった。冴えたタイトルのおかげで、「ちょっと見てみよう」と思った人がとても多かったことだろう。

7位/中国との料理対決が秀逸

中国大陸の大国から使節団が来るという設定の時代劇が多いのだが、その度に朝鮮王朝側は大国(明や清)にからっきし弱かった。しかし、『暴君のシェフ』では明の使節団に対して朝鮮王朝が強気に渡り合っていた。それにしても、明の使節団に同行した料理人たちの達人ぶりも面白かった。

6位/料理の調理場面が興味深い

王宮で王族の料理を調理する水刺間(スラッカン)が再現されて、宮廷料理が作られている場面が見事に描かれていた。しかも、料理人たちの人間模様もとても良かった。

『暴君のシェフ』
(画像=スタジオドラゴン)

5位/料理を食べた後のキラキラ映像にウットリ

国王イ・ホン(演者イ・チェミン)はヨン・ジヨン(演者イム・ユナ)が作った垂涎料理を食べると、別世界に迷い込んだようなキラキラ映像に包まれる。まるで花咲く天国に行ってしまったかのように…。あの映像は本当に輝いていて、見ていて楽しかった。

4位/歴史場面が重厚

史実をうまく取り入れながら歴史の場面を巧みに描いていた。チェサン大君(演者チェ・グィファ)の陰謀やインジュ大王大妃(演者ソ・イスク)の謎めいた行動が物語を大いに盛り上げた。

3位/ユナのコメディエンヌぶりが笑える

ヒロインを演じたイム・ユナの演技センスが抜群で、次々と笑いの名場面を生んでいた。本当にクスクスと笑わせてくれる。しかも、酒に酔って踊り出す場面は最高だった。

2位/国王がイケメンすぎる

従来の韓国時代劇では世子がイケメンでも、国王はベテラン俳優が演じることが多かった。そんな定型パターンを気持ちよく崩してくれた。イ・チェミンが演じた国王イ・ホンの存在感が抜群。これほど国王がイケメンだったドラマも他でちょっと思い浮かばない。

1位/なんといっても料理が絶品

天才シェフのジヨンが繰り出す料理がどれも素晴らしい。フランス料理のエッセンスを取り入れながら、韓国料理の奥深さを存分に披露してくれた。「絶対に食べてみたい」と思わせる料理ばかりだった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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