『巫女と彦星』で見せた静かな激情、 感情が一瞬で変わるチュ・ヨンウの演技がすごい

2025年07月08日 話題 #Prime Video #OSEN #写真
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チュ・ヨンウが、自由自在な感情のスイッチON&OFFで視線を集めている。彼は現在、韓国tvNドラマ『巫女と彦星』にて、死の運命を背負ったキャラクターのペ・ギョヌとして視聴者と出会っている。

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チュ・ヨンウが演じるペ・ギョヌは、不幸はうつるものだと自嘲するほど、生まれてからずっと不運に苛まれてきた人物だ。

第4話までに水の霊、火の霊、自殺した霊など、厄介な霊たちに次々と襲われ、視聴者の守ってあげたい本能をくすぐる存在となっている。さらには、唯一の心の拠り所だった祖母までも失うことになった。

(写真=韓国tvN『巫女と彦星』放送画面)

18歳にしてあらゆる苦難を経験したペ・ギョヌは、多少のことでは感情を大きく乱すことがない。チュ・ヨンウはその人物像を表現するために、落ち着いた中低音の声と微細な表情の変化だけで視聴者にキャラクターの内面を伝えられるよう演技を構築した。

アーチェリーの有望選手という設定に合わせて、普段の動作にもアーチェリーのルーティンを自然に織り交ぜるなど、細やかな設定を加えることで、視聴者がペ・ギョヌの物語や感情により深く入り込めるように仕上げている。中でも話題を呼んでいるのが、ペ・ギョヌの1秒での豹変演技である。

(写真=J,WIDEカンパニー)

祖母の葬儀場に現れた天地仙女パク・ソンア(演者チョ・イヒョン)に対して怒りを爆発させるシーンでは、まるでスイッチを切って入れ直したかのように瞬時に感情を切り替え、短時間での高密度な感情表現で視聴者を圧倒した。

この場面は放送後、各種オンラインコミュニティやSNSで大きな話題となった。

このように度重なる不運の中で、チュ・ヨンウの演技力が際立っている。

火災に見舞われた体育館で生き延びるよりも死を受け入れようとする儚い姿や、初恋の相手が巫女だったと知ったときに、初めて夢見た幸せが粉々に砕けていく喪失感を隠しきれない様子など、繊細な感情の起伏でドラマへの没入度を高めているチュ・ヨンウの活躍に注目が集まっている。

なお、チュ・ヨンウが出演中の『巫女と彦星』は、首都圏世帯基準で2週連続、ケーブル・総合編成チャンネルを含む同時間帯視聴率1位を記録している。毎週月・火曜の午後8時50分より、韓国tvNにて放送中。さらに、本作は日本では Prime Videoで独占配信中だ。

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