韓国tvNドラマ『初、恋のために』が“ヒーリングドラマ”の真価を存分に発揮している。『初、恋のために』側は、愉快な笑いと胸をときめかせる瞬間、そして温かな感動と共感を届ける“癒しのフルパッケージ”として、視聴者の心をつかんでいる“チョンヘズ”の撮影ビハインドスチールを公開した。
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前回の放送では、イ・ジアン(演者ヨム・ジョンア)とイ・ヒョリ(演者チェ・ユンジ)母娘の“怪しい隣人”チョン・ムニ(演者キム・ミギョン)の正体と過去が明かされた。
元病院教授だった彼女は、夫と娘を失った衝撃からせん妄症状を発症し、ジアンを自分の娘と勘違いしていたのだった。
さらに、リュ・ジョンソク(演者パク・ヘジュン)の元妻であり、リュ・ボヒョン(演者キム・ミンギュ)の母であるイ・ヨジョン(演者オ・ナラ)の突然の登場にも注目が集まった。
予告もなく韓国に戻り、「仕事のためにチョンヘに滞在する」と言い放ち、父子を当惑させたのである。
このように『初、恋のために』は多彩な人間関係と感情の揺らぎを丁寧に描き、視聴者の興味を引きつけている。ジアンとヒョリ母娘は涙ながらの和解を果たし、新たな幸せを夢見始めた。
一方、ジョンソクとボヒョン父子は彼女たちを優しく支え、本格的なロマンスが動き出した。そこへ親友キム・ソニョン(演者キム・ソニョン)をはじめ、チョンヘの住人やチョン・ムニ、ヨジョンの存在が加わり、後半の展開にさらなる期待が寄せられている。
2幕突入を前に公開された撮影現場の様子では、まずヨム・ジョンアが台本を手放さず集中する真剣な眼差しを見せる。
彼女の選択はやはり間違っていなかった。リアルな生活感と繊細な感情表現でイ・ジアンというキャラクターを完璧に作り上げ、再びその実力を証明した。
パク・ヘジュンもまた、現場のどこにいてもモニターにかじりつく姿が目を引いた。淡々としていながら誠実さが滲むリュ・ジョンソクを魅力的に演じ、新たな変身を遂げている。
今後、ジアンとジョンソクの関係にヨジョンの存在がどう影響するのか、微妙な三角関係が大きな見どころとなりそうだ。
チェ・ユンジとキム・ミンギュは、夏にふさわしい爽やかなビジュアルで現場を明るく照らした。
第6話のラストで、ボヒョンへの想いを自覚したヒョリの“ストレート告白”は視聴者の心拍数を一気に高めた。
荒れ狂う波にも、突然の雨にも、不安と迷いに満ちた状況にも屈せず、新たな始まりを選んだヒョリと、その勇気を引き出したボヒョン。ふたりの癒しと成長の物語、そしてロマンスの行方に注目が集まっている。
ヨム・ジョンア、パク・ヘジュンと共にモニターに見入るキム・ソニョンの姿も捉えられた。劇中でジアンとヒョリにとって“もうひとりの家族”である彼女は、明るいエネルギーで作品全体に活力を与えている。
さらにカン・エシム、チョン・ヨンジュ、パク・スヨンのスチールでは、作品さながらの温かい雰囲気がにじみ出ていた。ミミおばあさん(演者カン・エシム)、コ・イジャン(演者チョン・ヨンジュ)、その夫(パク・スヨン)の3人は、おせっかいで人情深いチョンヘの“名物3人組”として独特の存在感を放っている。
人生経験に裏打ちされた深みと親しみやすさで、今後ますます欠かせない存在となるだろう。
回を重ねるごとに、キャストの熱演と眩しいシナジーが『初、恋のために』をさらに輝かせている。
韓国tvNドラマ『初、恋のために』は毎週月・火曜の夜8時50分より放送中。なお、この『初、恋のために』は日本でU-NEXTで独占配信されている。
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