副詞とは何か。これは、一定の言葉を修飾するもので、言いたいことを強調してくれる効果を持っている。それだけに、副詞をたくさん覚えて適切に使うと、描写を細かくすることができる。つまり、自分の意思が相手に伝わりやすくなるのだ。
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韓国ドラマを見ていると、韓国人の副詞の使い方が本当に参考になる。みんな「ここを強調したい!」というときに、副詞をとてもうまく使っている。
たとえば、ドラマ『キング・ザ・ランド』を見てみよう。ユナ(少女時代)が演じたヒロインのチョン・サランは勤務するホテルで「スマイル・クイーン」と称されるほど感情が豊かで、セリフの中に印象的な副詞がたくさん使われていた。
こうしたドラマを原語で見ることによって、韓国語でよく使われる副詞になじむことができるだろう。そういう意味でも、『キング・ザ・ランド』は韓国語学習にも役立つドラマであった。
今回は副詞を分類するときに、時間の経過を表わす〔時間に関する副詞〕、行為の回数が多いか少ないかを表わす〔頻度に関する副詞〕、感覚的に感情の状態を表わす〔感情の強弱に関する副詞〕に分けてみた。
それぞれについて、多く使われている副詞をピックアップしてみよう。その中でも「빨리」「잘」「매우」「역시」などの副詞の使用頻度が高くなっている。
〔時間に関する副詞〕
●빨리(パルリ) 早く
●곧(コッ) すぐに
●먼저(モンジョ) 先に
●아까(アッカ) さっき
●우선(ウソン) 最初に
●아직(アジク) まだ
●벌써(ポルソ) すでに
〔頻度に関する副詞〕
●잘(チャル) よく
●자주(チャジュ) しょっちゅう
●아주(アジュ) とても
●항상(ハンサン) いつも
●전혀(チョニョ) 全く
●가끔(カックム) たまに
●거의(コイ) ほとんど
〔感情の強弱に関する副詞〕
●좀(チョム) 少し
●매우(メウ) とても
●특히(トゥッキ) 特に
●아마(アマ) たぶん
●더욱 (トウク) さらに
●역시(ヨクシ) やっぱり
●꼭 (コッ) きっと
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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