キャスティングで話題のドラマ『もうすぐ死にます』、監督の苦労とは「本当に危険なこともありうるが…」【インタビュー前編】

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プライムビデオで配信中のドラマ『もうすぐ死にます』のハ・ビョンフン監督が、キャスティング秘話を伝えた。

【写真】ソ・イングク、体調不良か…『もうすぐ死にます』制作発表会での“異変”に心配の声

12月15日、パート1の全編が公開された『もうすぐ死にます』は、地獄に落ちる寸前のチェ・イジェが、裁きを受けて12回の死と生を経験する“人生乗り換え”ファンタジードラマだ。

死を“侮辱”するという罪を犯したイジェが、死が迫った年齢も性別も状況も違う12人の体の中に入って新しい人生を始めるだけに、ソ・イングク(チェ・イジェ役)、パク・ソダム(死役)をはじめ、キム・ジフン(パク・テウ役)、チェ・シウォン(パク・ジンテ役)、ソンフン(ソン・ジェソプ役)、キム・ガンフン(クォン・ヒョクス役)、チャン・スンジョ(イ・ジュフン)、イ・ジェウク(チョ・テサン役)、イ・ドヒョン(チャン・ゴヌ約)、コ・ユンジョン(イ・ジス役)、キム・ジェウク(ジョン・ギュチョル役)、オ・ジョンセ(アン・ジヒョン役)など、有名俳優たちが集まり、話題にもなった。

大物俳優たちが集まったドラマ『もうすぐ死にます』のハ・ビョンフン監督がインタビューを行った。

どうしてもキャスティングしたかった俳優とは?

これに対し、ハ・ビョンフン監督は「作品をしながらも一番悩んだのが『全員キャスティングできるだろうか?』だった」とし「キャスティングしながら(望むラインナップが)不可能だという言葉を一番多く聞いたし、『これだけでも十分だ』という言葉も本当にたくさん聞いた」と打ち明けた。

続けて「しかし私の欲は『この俳優が出てくるが、次の主人公はこの方々より認知度や演技の面で対等な方が来てほしい』だったので、最後の最後まで欲を捨てずにキャスティングを続けた。過程がとても大変だったが、良かった」と振り返った。

『もうすぐ死にます』出演者
(画像=TVING)

そして「実はキャスティングだけで、10~11カ月かかった。以前、『キャスティング過程だけで6カ月かかった』と伝えたことがあるが、(6カ月間)一人にだけオールインしたという意味だ。その俳優は忙しすぎて“入隊説”まで出たオ・ジョンセ俳優」と明らかに。

「スケジュールがずっと合わなかった。最初に台本を伝えたが、スケジュールがぎっしり詰まっていた。会社からも断られ続けても(台本を)渡した。本当に危険なこともありうるが、他の方々に台本を渡さずに(オ・ジョンセに)オールインした。その後、撮影直前に『OK』をくださり、その時が初めてこの作品をしながら安心して気分が良かった瞬間だ」と説明した。

ハ・ビョンフン監督
ハ・ビョンフン監督(写真提供=TVING)

ただ、オ・ジョンセの出演分はパート1にはなかい。「本当にとても一緒にやってみたい俳優でもあり、そもそも私がオ・ジョンセ俳優を思いながら描いたキャラクターでもある。この役は本当に一緒にやってみたかった」とし「その役がオ・ジョンセでなければならなかった理由がある。(パート2を)見れば分かるだろう」と述べ、期待感を示した。(後編に続く)

(記事提供=OSEN)

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