最近人気の俳優たちのキーワードは「多作」だ。
最近“人生作品”を更新し大衆に愛される俳優たちも、多作の末、全盛期を迎えた。
彼らの休む間もない活動をのぞいてみた。
今年、韓国で最も忙しかった俳優の一人を挙げるならば、チョン・ウソンではないだろうか。
映画とドラマはもちろん、演技・演出まで幅広い活動領域を披露しているチョン・ウソン。年末に公開した主演作もヒットし、気持ち良く一年を終えることになった。
映画『ウンナム』『クモの巣』『Honey Sweet』に特別出演し、8月に初監督デビュー作『保護者』を通じて演出および主演も務めた。そんなチョン・ウソンは11月、ドラマ『愛していると言ってくれ』と映画『ソウルの春』を同時に出した。
日本の名作ドラマ『愛していると言ってくれ』はチョン・ウソンが13年前に版権を購入して保有していた作品であり、11年ぶりにロマンスドラマに復帰した作品だ。
また、同月公開した映画『ソウルの春』(原題)は1979年12月12日に発生した軍事反乱をテーマにした作品で、チョン・ウソンは劇中、反乱軍を鎮圧する首都警備司令官のイ・テシン役を演じている。公開12日で400万人を突破し、すでに1000万に対する期待感を高めている。観客からは「チョン・ウソンの人生キャラクターが誕生した」という絶賛が出ている。
映画『モガディシュ 脱出までの14日間』以降、2年ぶりに『密輸』で帰ってきたチョ・インソンは映画、ドラマ、バラエティまで、“トリプルクラウン”を達成した。
現在まで2023年興行2位の『密輸』では魅力を極大化し、Disney+オリジナル『ムービング』では空飛ぶ飛行超能力者を引き受け、全盛期に劣らない人気を誇示している。グローバルに人気を集めているなか、『哭声/コクソン』のナ・ホンジン監督の新作『ホープ』(原題)にキャスティングされ、韓国と海外を行き来しながら撮影中だ。
また、現在放送中のバラエティ番組『予期せぬビジネス』シーズン3にも出演している。
チョ・インソンは最近「第44回青龍映画賞」で人気賞を受賞した。受賞スピーチでは「人気賞は2回目の受賞だが、貰うたびに気分が良い」として「実は、久しぶりに会う人たちが私に『最近人気があって良いな』と言ってきたら『違う』と言うが、今日は青龍が認めてくれたので、人気があって気持ちいい。感謝する」と機知に富んだ感想で会場を笑わせた。
オ・ジョンセも映画、テレビドラマ、OTTなどで活躍した。その結果、5月には『クモの巣』がカンヌ国際映画祭にノミネートされレッドカーペットを歩いた。
1月の映画『 スイッチ 人生最高の贈り物』を皮切りに『キリング・ロマンス』『クモの巣』『悪鬼』、Netflixオリジナル『Sweet Home -俺と世界の絶望-』シーズン2などが公開され、今後『もうすぐ死にます』パート1、2、Netflix『Mr.プランクトン』映画『ハイファイブ』、ドラマ『星たちに聞いてみて』(原題)などが公開される。
ドラマに映画に、出演予定作だけで10本にも達し「46歳で入隊するのでは!?」という笑い話まで出てきた状況だ。ここまで来ればオ・ジョンセが出る作品、出ない作品に区分してもいいのではないかと思う。
(記事提供=OSEN)
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