【年末年始・映画特集】アクション&過激ラブシーンが話題になった『純粋の時代』

2020年12月25日 スペシャル #時代劇映画
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数ある韓国歴史映画のなかでも、舞台設定として度々扱われる朝鮮王朝時代。映画『純粋の時代』はイ・ソンゲが朝鮮を建国した初期である1398年を舞台に、3人の男と1人の女をめぐる物語だ。

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主演は、『JSA』の名演技で“韓国のアカデミー賞”とされる青龍映画賞の助演男優賞を受賞してスターとなったシン・ハギュン。

実力派俳優として知られる彼が初の時代劇映画に挑戦した。肉体改造などの徹底的な役作りで挑み、安定した高い演技力とさらに大俳優になるという期待を抱かせる熱演を見せている。

共演は、韓流ファンにはおなじみのイケメン俳優チャン・ヒョク。駆け出しの頃は演技に対する評価は高くなかったが、兵役除隊後から地道にキャリアを積み上げ、今やすっかり演技派としての風格が漂っている。

朝鮮王朝時代を舞台にしたふたりの演技バトルに注目だ。

また、2015年の韓国劇場公開時に話題となったのは、過激なラブシーン。韓国では公開前より“韓国版『ラストコーション』”と呼ばれ、その切なく美しいラブシーンに注目が集まった。

映画『純粋の時代』(写真=©2015 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED)

【ストーリー】建国間もない王朝で3人の男と1人の女の人間ドラマ

朝鮮王朝建国から7年目となる1398年。始祖イ・ソンゲの息子であるイ・バンウォンは、王子であり朝鮮建国のために功績を残した自分が王世子に選ばれなかったことに不満を募らせていた。

一方、国境の前線で功績を挙げていたキム・ミンジェ将軍は、国の存亡のためイ・バンウォンを警戒していた。

そんなミンジェの義理の息子であり、イ・ソンゲの婿となったジン。3人の男たち、そして復讐を胸に秘めた妓生カヒも絡み、建国初期の激動のなかで、それぞれの運命がぶつかり合っていく……

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