歌手時代に培った表現力を演技に活かす俳優ソ・イングク

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1987年10月23日に生まれたソ・イングク。もともと彼は歌手だった。2009年のオーディション番組の『スーパアースターK』で優勝したことで歌手としてデビューしたのである。

その他にもミュージカルなどに出演することによって、自らの高い表現力を見せたことによって俳優としても活動し始める。

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そんな彼の代表作といえば、現代劇では『ラブレイン』や『応答せよ1997』などがある。その『応答せよ1997』に主演した高い評価を得たソ・イングクは、ドラマ挿入歌である『ALL For You』は、アメリカのビルボードK-POPチャートで2週間連続1位を獲得した。

初の時代劇作品である『王の顔』で朝鮮王朝15代王の光海君(クァンヘグン)を巧みに演じた。

この光海君は10代王の燕山君と並んで暴君として知られているが、実際は暴君ではなかったのではないかと言われている王である。
しかし、後にも先にもソ・イングクが時代劇に出たのはこれだけである。それ以降は時代劇に出演していない。

ソ・イングク

現在のソ・イングクは?

そんな彼もドラマ関連で多くの賞を獲得している。代表的なのをいくつか挙げていこう。

2012年には、第1回のK-ドラマスターアワードで、「ベストOST賞」「ベストカップル賞」「ライジングスター賞」を獲得し、第6回のコリアドラマフィスティバルでは「男性新人賞」と「ベストカップル賞」を取っている。

さらに、2016年にはtvNの10アワードで、ドラマ男性部門の「Made in tvN」を受賞し、他に「ベストキス賞」というのも受賞しているし、MBC演技大賞では「男性優秀賞」というのも取っている。

このように歌手だけでなく俳優としても大きな才能も持っているソ・イングク。そんな彼が最後に出演したのは、2019年のカメオ出演した『Abyss』である。それ以降はドラマに出たという話しは聞いていない。

彼は今は何をしているのだろうか。歌手として歌の仕事に専念しているのか、それとも俳優として次の作品を決めているのだろうか。

もし、後者だとしたら、久しぶりに時代劇に出演してほしいところだ。そしたらソ・イングクは今度はどんな役を演じるのだろうか。

文=大地 康

♢ソ・イングク プロフィール
生年月日:1987年10月23日生まれ
身長:180cm
星座:さそり座
学歴:韓国大仏大学校
デビュー:2009年 EPアルバム『歌う』

☆主な出演作
『ラブレイン』(ドラマ、2012年)
『応答せよ1997』(ドラマ、2012年)
『主君の太陽』(ドラマ、2013年)
『ナイショの恋していいですか!?』(ドラマ、2014年)
『王の顔』(ドラマ、2015年)
『君を憶えてる』(ドラマ、2015年)
『ああ、私の幽霊さま』(ドラマ、2015年)
『ショッピング王ルイ』(ドラマ、2016年)
『空から降る一億の星』(ドラマ、2018年)
『Abyss』(ドラマ、2019年)

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