女優ナム・ジヒョンが教えてくれた『100日の郎君様』ヒットの理由

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「努力が報われた気分です」

2018年11月、韓国のスポーツ・芸能日刊紙『スポーツソウル』の取材でうれしそうにそう語ったのは、ドラマ『100日の郎君様』でヒロインを熱演した女優ナム・ジヒョンだった。

韓国で子役出身として有名だったナム・ジヒョンは、『100日の郎君様』を通して世間に今一度、存在感を強く示した。

『100日の郎君様』のヒロインであり朝鮮最高齢の怨女(適齢期を過ぎた未婚女性)ホンシムは、既存の時代劇ではありがちなキャラクターとは異なった。

聡明で男勝りな“風変わりヒロイン”を、ナム・ジヒョンは「ガールクラッシュ(同性の女性から憧れるほどのかっこいい魅力)」な魅力を放ちながら演じきり、ドラマのヒットを牽引。韓国でも『100日の郎君様』は期待以上の成績を収め、視聴率面でもハッピーエンドで終わった。

韓国での放送終了後、ナム・ジヒョンは語っていた。

「初の時代劇ロマンスへの挑戦でしたが、予想よりも多くの方に愛していただけて驚きました。これは夢じゃないかと疑いたくなるほど幸せです」

そしてドラマ大ヒットの要因については、「多様な世代にウケたと思います。序盤はドタバタな展開が繰り広げられ、中盤には胸キュン・シーン、終盤には切ないメロ要素も盛り込まれていて、“ハッピーセット”の名に相応しいドラマになったと思います。ストーリー展開が早いことも一役買ったみたい。実際の撮影はと言うと、毎回ハプニング続きで大変でしたが、見ている分には楽しめそうです」と、分析した。

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『100日の郎君様』韓国制作会見での一枚

NHKの総合テレビでも毎週日曜日に放映された韓国時代劇ドラマ『100日の郎君様』。

ヒロインを務めたナム・ジヒョンは同作により、彼女の名は日本でも広く知られるようになった。

そんな彼女が『100日の郎君様』の韓国放送終了後に、韓国のスポーツ・芸能日刊紙『スポーツソウル』との単独インタビューで何を語ったのか。これから続く中編、後編をぜひ楽しみにしていただきたい。

構成=韓ドラ時代劇.com編集部
 

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