俳優イ・ジェフン(41)が、11月21日より放送される新ドラマ『模範タクシー』シーズン3への特別な愛情と胸の高鳴りを語った。
『模範タクシー』は、謎のタクシー会社“ムジゲ(韓国語で虹の意)運送”と、所属ドライバーのキム・ドギ(演者イ・ジェフン)が、無実の被害者に代わって復讐を成し遂げる私的リベンジ代行劇。
シーズン2は2023年以降に放送された地上波・ケーブルドラマ全体の視聴率で第5位(21%)を記録したほか、昨年、アジア最高峰のメディア授賞式「第28回アジアン・テレビジョン・アワード(ATA)」でドラマシリーズ部門の最優秀作品賞を受賞し、“確かなメガヒットIP”としての地位を確立した。そんな『模範タクシー』の新シーズンに、早くも熱い期待が集まっている。
今回、イ・ジェフンがインタビューで新シーズンを迎える感想を語った。
「韓国でドラマがシーズン3まで続くのは本当に簡単なことではない。俳優として感慨深く、光栄に思う。シーズン3を待っているという声を聞くたびに力が湧く。視聴者の皆さんが次の物語を期待してくださったおかげでここまで来られた」
また、「皆さんの愛情に応えるために頑張っている。前シーズンを超える面白さをお届けしなければという思いで、キャストとスタッフが力を合わせて撮影に臨んでいる」と語り、放送を目前に控えたシーズン3への期待を高めた。
今シーズンも、キム・ウィソン(チャン代表役)、ピョ・イェジン(コ・ウン役)、チャン・ヒョクジン(チェ主任役)、ペ・ユラム(パク主任役)ら“ムジゲ5人組”が全員続投する。
 
イ・ジェフンは「またご一緒できることが本当に嬉しかった。シーズン3の制作が決まったとき、グループチャットでお互いを祝福し合ったことを覚えている。今ではそのチャットも食べ物の話やプロ野球の話でいっぱいで、もう家族のようだ」と笑顔を見せた。
続けて「現場ではどのシーンでも笑いが絶えない。劇中のドギは真剣でなければならないのに、今では顔を合わせるだけで笑ってしまうこともある。そうした自然な親近感が画面を通じて伝わり、愛されているのだと思う」と語り、シーズン3でさらに深まるチームの絆を感じさせた。
シーズン1で助監督としてシリーズ世界観を共に作り上げたカン・ボスン監督が、今作でメイン監督を務めることについても言及。
「メイン演出として再会できて、とても嬉しく特別な気持ちだった。すでに一緒に作業した経験があるので、最初から呼吸がぴったり合う感じがした。撮影中も意見をよく交わしていて、息の合ったチームワークを実感している」と信頼を示した。
イ・ジェフンは自身が演じる“キム・ドギ”というキャラクターに対しても、強い責任感を表した。
実際、社会的に大きな波紋を呼ぶ事件が起きるたびに「キム・ドギを派遣してくれ」というコメントが寄せられるほど、彼の演じるキャラクターは単なるドラマの登場人物を超えた象徴的存在になっている。
イ・ジェフンは「ニュースを見ていて、そうしたコメントを目にすることがある。“正義の象徴”として受け止めてもらえることに感謝しつつも、より一層の責任を持って臨まなければと思う」と語った。さらに「シーズン3が決まったときは嬉しさの一方で、よりアップグレードされたドギの“副キャラ”やアクションを見せなければならないというプレッシャーもあった」と正直な心境を明かした。
「ドギの副キャラを設定する際は、話し方や外見的な要素まで細かくこだわった。何より“前作を超える爽快なアクションをお見せしなければ”という思いで、アクションシーンには特に力を入れている。より多彩で見応えのあるストーリーになっていると思う」と自信をのぞかせた。
シーズン3の見どころも紹介している。
「これまで以上に完璧になった“ムジゲ運輸”のチームワークに注目してほしい。各所にアップグレードされた仕掛けが隠れているので、探しながら観ていただければさらに楽しめるはず。第3~4話で登場する“カモドギ”というキャラクターは、個人的にとてもかわいらしく、撮影中も“視聴者の皆さんに愛されますように”と思いながら演じた」
 
最後にイ・ジェフンは「『模範タクシー』シーズン3を待ってくださり、関心を寄せてくださる皆さんに心から感謝します。期待に応えられるよう、俳優・スタッフ一同全力で撮影しています。キム・ドギと“ムジゲ5人組”の活躍にぜひご期待ください。目も心もすっきりする痛快なストーリーをお届けします」とメッセージを寄せた。
『模範タクシー』シーズン3は、韓国SBSで11月21日21時50分より放送される。日本配信は未定。
(記事提供=OSEN)
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