俳優イ・ジェフンが4月14日、ドラマ『交渉の技術』(JTBC)の放送終了記念インタビューを行った。
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作品の終了と同時に、すでに次回作の撮影に入っているイ・ジェフン。現在、『シグナル』シーズン2と『模範タクシー』シーズン3の撮影を並行している。
いずれもシーズン1から主演を務めてきた作品。イ・ジェフンは今、韓国で最も多くシーズン制ドラマに出演している俳優の一人といえる。
撮影スケジュールが重なる状況について、イ・ジェフンは「制作陣には申し訳ない気持ちでいっぱいです。1作品だけでもスケジュール調整は大変なのに、今は2作品を並行しているので、双方が協議しながら進めています。僕はもう任せました。僕のこと、どうぞ好きに使ってくださいと」と笑いを交えて語った。
続けて「少なくとも今年は、自分の人生はないと思っています。『いつ休むの?』『プライベートでの幸せは?』と聞かれたら、今年は諦めました。でも作品を通じて、いい収穫を得たい。むしろありがたく思っています。こうしてシーズン作品に恵まれて、本当にうれしいし感謝しています。とにかく無事に、健康に終えることを祈っています」と明かし、笑いと同時に一抹の切なさもにじませた。
イ・ジェフンは所属事務所「COMPANY ON」を立ち上げて以来、休暇も取らず、俳優とCEOの二足のわらじを履きながら走り続けてきた。
燃え尽き症候群について聞かれると、「一度は来たけれど、そこを超えました。最近はセカンドウィンド(第二の風)のように、限界を超えても倒れず、精神と肉体が自分を支配してひたすら走り続けている状態です。作品が終わってようやく休めるときに、自分の状態を確認できる気がします。まるでランナーズハイのようです」と冗談まじりに語った。
さらに、「昔は徹夜や3~4日連続の撮影が続くと『これは違うんじゃないか』と悩んだ時期もありました。でも今は、その過程自体に感謝しています。こんなふうにお芝居できることがありがたい。不満を言うよりも、どうすればもっと良くなるかを考えるようになった。そんな自分を見て、本当にこの仕事を愛しているんだなと感じています」と真摯な思いを述べた。
視聴者からの反応については、「一話一話ごとに多くの反響がありますが、僕はすでに結末を知っている立場として、早くお見せしたいという気持ちもあります。ただ、人間ですから『こうした方が良かったかも』と思うこともあるし、誤解されると傷つくこともあります。でも、それも視聴者の自由だと思うし、無関心よりは関心を持って意見をくれる方々に感謝しています」と、力を込めた。
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