Netflixで人気を集めている『暴君のシェフ』。ヒロインのイム・ユナは、パリでミシュランの3つ星を獲得したレストランのヘッドシェフのヨン・ジヨンに扮している。そして、イ・チェミンが国王イ・ホンを演じている。
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このドラマは、驚異的な味覚を持つ暴君が現代からタイムスリップしてきた天才シェフと出会い、時空を超えた“料理政治”を展開するという物語になっている。
特に、イム・ユナがタイムスリップする場面が傑作だ。彼女は歴史学者の父から古書『望雲録』を託され、韓国行きの飛行機に搭乗した。
しかし、古書にコーヒーがかかってしまい、トイレで修復作業をしているときに身体が朝鮮王朝時代にまぎれこんでしまった。そこで、暴君イ・ホンと運命的な出会いを果たした。
こうして『暴君のシェフ』は意表突く展開の連続となるのだが、ストーリーの鍵を握るクセ者が3人いる。
1人目はインジュ大王大妃(演者ソ・イスク)だ。イ・ホンの祖母である。
絶大な権力を持っており、実の孫であるイ・ホンを王位に即位させた張本人だ。しかし、過去の事件の真相が露見するのを恐れて、常にイ・ホンを監視している。実際、様々な陰謀の核心を握っている女性である。
2人目は、チェサン大君(演者チェ・グィファ)である。イ・ホンの叔父だ。自分の命を守るために愚か者を装って生きてきたのだが、笑いながら暮らしていても、裏では残酷非道なことを平気でやっている。とても危険な要注意人物だ。
3人目はイム・ソンジェ(演者オ・ウィシク)で都承旨(トスンジ)を務めている。都承旨は現代的に言えば秘書室長に該当する。ソンジェはイ・ホンの姉の夫でもある。
イ・ホンの義兄になったことで、都承旨の地位にまで上り詰めた。とにかく、権謀術数に長けた謀略家であり、本当に油断できない。
以上の3人が、『暴君のシェフ』の物語を大いにかきまわしていく。
〔作品情報〕
『暴君のシェフ』
制作年/2025年(全12話)
配信/Netflix
演出/チャン・テユ
脚本/イ・ヒミョン
出演者(役名)
イム・ユナ(ヨン・ジヨン/3つ星レストランヘッドシェフ)
イ・チェミン(イ・ホン/国王)
カン・ハンナ(カン・モクジュ/イ・ホンの側室)
チェ・グィファ(チェサン大君/イ・ホンの叔父)
ユン・ソア(ソ・ギルグム/水剌間(スラッカン)の女官)
ソ・イスク(インジュ大王大妃/イ・ホンの祖母)
オ・ウィシク(イム・ソンジェ/都承旨)
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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