パク・シフが、既婚男性に女性との出会いを仲介し家庭崩壊を招いたとする暴露に対し、強く反論した。彼はこの暴露について法的対応を取る方針を明言し、関係者も「俳優を潰そうとする意図だ」と怒りをあらわにした。
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パク・シフへの突如浮上した不倫仲介疑惑は、インフルエンサーA氏が自身のSNSに「快男児パク・シフよ。うちの家族がユンビレッジに住んでいたとき、私には“お義姉さん、お義姉さん”と言っていたくせに、ファン氏に女性を紹介したのは2020年からじゃないの」と投稿したことから始まった。
A氏は、自身の夫とパク・シフがやり取りしたとされるメッセージの一部を公開し、パク・シフのアカウントをタグ付けして「ほどほどにすべきだったね。子どもの父親に女性を紹介して家庭崩壊の大きな原因になった人」「TikTokホストを続けるつもり? 通話録音も持っているよ。今度ドラマに出るんだって? おめでとう、贈り物をあげたいくらい! 訴えてやる。私は子どもも失って、もう失うものはない。家と車以外はね」と書き込んだ。
パク・シフといえば、2013年に新人女優志望の女性から性的暴行で告訴され、芸能界引退危機に直面した過去がある。
当時は4か月にわたる捜査と攻防の末、告訴が取り下げられ、検察も不起訴処分としたが、その影響で以前ほど活発な活動はできなくなっていた。今回の不倫仲介疑惑は、そんな彼にとって再び致命的な打撃となりかねないものだった。
パク・シフが沈黙を守る中、A氏の元夫が名乗りを上げた。元夫は、パク・シフとは地元の兄弟分のような関係であり、女性を紹介された事実はないと主張。メッセージに出てきた口座番号はパク・シフの母親のもので、女性の写真は自分が送ったものだと説明した。
さらに、A氏とは6年前にすでに離婚しており、何の関係もないパク・シフの名を持ち出したのは、金銭を要求するためではないかと疑念を示した。
また、A氏が不倫相手と指摘した女性B氏も反応した。B氏はA氏の投稿に対し、次のように語った。
「私はこの文章に登場する人物たちとは一面識もない人間である。私の写真を無断で使用し、虚偽の事実とともに流布する行為は、明白な名誉毀損にあたる。これにより誤解と被害を受けている。現在、キャプチャと証拠の保存を完了しており、即時の削除および訂正が行われない場合は、法的対応を検討する」
そして、パク・シフもついに沈黙を破った。
パク・シフの所属事務所フーファクトリーは、「“パク・シフが既婚男性に女性を紹介し、家庭破綻の大きな原因になった”という投稿について、掲載された内容は事実無根の虚偽であることを明確にし、これに関して速やかな対応を取る予定である。法律代理人(ENT法律事務所カン・ジンソク弁護士)を選任し、言論調停委員会への調停申請、虚偽の文章を掲載した当事者に対する虚偽事実流布による名誉毀損の告訴など、民事・刑事の両面から法的措置を準備中である」と発表した。
さらに「パク・シフに関する確認されていない虚偽事実を流布したり、悪意ある中傷文を掲載する行為が確認されており、現在証拠を収集している。こうした行為についても、法律代理人を通じて刑事告訴などの法的対応を取る予定である。虚偽事実の流布など違法行為については、俳優が被る甚大な被害を考慮し、一切の情状酌量はしない」と強調した。
パク・シフの側近も怒りをあらわにした。側近は韓国メディア“OSEN”の電話取材に対し、「不倫を斡旋したという暴露は事実無根であり、大半は暴露者の一方的な主張だ」とし、「暴露後、暴露者の元夫であり、パク・シフとは兄弟のように親しくしていた元夫には連絡していないが、その方があるメディアのインタビューで、パク・シフとは無関係だと明言した。常識的に考えても、家に無断侵入し、携帯電話を盗んでその中身を暴露するなんて理解できない。金銭を要求するためなのかは分からないが、パク・シフの立場としては戸惑うしかない」と語った。
特に側近は、「パク・シフが元義姉に何の恨みがあるというのか。こんな暴露は俳優を潰すためとしか思えない」と憤慨した。
なお、パク・シフは最近、TV CHOSUNのバラエティ番組『お父さんと私と』に出演しており、2021年に撮影を終えたドラマ『メンタリスト』の公開を控えている。
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