立て続けに出演作が3本続いたカン・ユソクの演じたキャラはどう違うのか

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まさに“カン・ユソク旋風”と言ってもいい。2025年上半期も非常に面白い韓国ドラマが多かったが、その中でひときわ男優として存在感を見せたのがカン・ユソクであった。

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まずは『いつかは賢いレジデント生活』。このドラマで、アイドル出身でレジデント1年目のオム・ジェイルに扮していた。ポジティブなキャラクターで物事を前向きに考えられるタイプ。カン・ユソクのイメージともよく合うので、ドラマを大いに盛り上げていた。

次は『おつかれさま』。オ・エスン(演者ムン・ソリ)とヤン・グァンシク(演者パク・ヘジュン)の長男ウンミョンを演じていた。姉さんはIUが1人2役で演じたクムミョン。ソウル大学入学の姉となんでも比較されてしまって気の毒だったが、ウンミョンなりに精一杯に頑張っていた。

しかし、裏目ばかり。結局は頼りない長男だった。エスンとグァンシクにとっても悩みの種。そのあげくに、様々な金銭トラブルなども起こしてしまうのだが、それでも早くから結婚して子供もいるから、責任感がとても強かった。決して、チャランポランではない。ドラマの終盤でようやく経験が生きてきて、長男としても認められるようになっていった。

3つ目のドラマは弁護士たちの群像劇『瑞草洞<ソチョドン>』。カン・ユソクはお調子者のチョ・チャンウォンを演じていた。

カン・ユソク
『瑞草洞<ソチョドン>』でカン・ユソクはチョ・チャンウォンを演じていた

一気に高まった俳優としての存在感

弁護士4年目で相応の経験を積んでいたはずなのに、株価不正操作で拘置所に入っているチャラい男の話し相手をさせられた。これは不満が溜まる。

本当なら正規の弁護士活動をやっていきたいはずなのに、太鼓持ちのような仕事をさせられて気が重くなっていた。それでも、人間が素直であり、仲間意識も強く、仕事をきっちりこなせるタイプであった。さすが弁護士、という感じだ。

今年上半期で話題になっていた3本のドラマに立て続けに出ていたカン・ユソク。彼の存在感も一気に高まってきた。『瑞草洞<ソチョドン>』はまだ先があるので、カン・ユソクの活躍も大いに期待できる。

文=大地 康

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