日本ではU-NEXTで配信されるドラマ『瑞草洞<ソチョドン>』の脚本家イ・スンヒョン、パク・スンウ監督が、アソシエイト弁護士たちのリアルな日常を描く。
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同作は、ソウル・瑞草洞の法曹タウンを舞台に、アソシエイト弁護士5人の喜怒哀楽と成長を描いた法廷ヒューマンドラマ。
現役弁護士でもあるイ・スンヒョン作家の実体験に基づく脚本に、パク・スンウ監督の繊細な演出が加わり、両者のシナジーに期待が高まっている。
脚本を手がけたイ作家は、「大学時代から映画のシナリオに興味があった。弁護士として働きながら感じたこと、心に積もった想いを物語にしたかった」と語る。そして、「誰もが共感できる感情や物語を通じて、少し距離のある“弁護士の世界”を身近に感じてもらえたら」と執筆の動機を明かした。
一方、演出を担当するパク監督は、「これまでジャンル色の強い作品が続いたこともあり、もっと“身の回りの物語”をやりたいと思っていた。そんなときに『瑞草洞<ソチョドン>』と出会い、現役弁護士が描く“リアルな弁護士像”に強く惹かれた」と振り返る。
特に初対面のとき、仕事帰りのスーツ姿で現れたイ作家の“疲れた表情”が作品世界を体現していたと笑う。
パク監督は本作について「使命感や正義感で悪に立ち向かうというより、職場での葛藤や日常の悩みなど、弁護士もひとりの会社員としてリアルに描いている。どこにでもいそうな5人の姿に見えるよう、リアリティにフォーカスを当てて演出した」と話す。
イ作家も「主人公たちが事件の渦中に飛び込むというより、日常の中に事件が流れ込んでくるような構成を意識した。登場人物があくまで『普通の人』であることがポイント」と補足しつつ、「現実にはあんなにイケメンや美女の弁護士はいないよ、と同僚たちから突っ込まれた」と、笑い交じりの裏話も披露した。
最後に、ふたりは瑞草洞<ソチョドン>を楽しむポイントとして「俳優陣の演技」を挙げた。
イ作家は「素晴らしいキャストがそれぞれのキャラクターを魅力的に演じている」と語り、パク監督も「主役の5人をはじめ、実力派俳優たちが快く出演してくださった。彼らの演技がこのドラマを彩ってくれる」と自信をのぞかせた。
さらに、「都市の騒音や季節の空気感、食卓に並ぶ料理など、五感を刺激する細部までこだわって作った。視聴者の皆さんにそのすべてを楽しんでいただけたらうれしい」と呼びかけている。
法廷の裏側にある“働くリアル”に迫る注目作『瑞草洞<ソチョドン>』は、韓国放送と同日の7月5日(土)より、U-NEXTにて独占見放題配信スタート。
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