時代劇『鬼宮』で中殿パク氏役を演じた女優ハン・ソウンが、ドラマの放送終了を迎えた心境を明かした。
ハン・ソウンの所属事務所SIMストーリーは6月8日、ドラマ『鬼宮』に出演した彼女のクランクアップコメントとともに、ビハインドスチールを公開。作品の余韻を感じさせる一幕となった。
ハン・ソウンは、「ドラマが終わったという実感がまだ湧かない」としながら、「出演者とのチームワークも素晴らしく、撮影中はとても楽しい時間でした。特に素敵な監督とご一緒できて、幸せな現場でした。応援してくださったファンや視聴者の皆さんに心から感謝しています。今後も良い演技で恩返しできるよう努めます」と、温かいメッセージを寄せた。
劇中でハン・ソウンが演じた中殿パク氏は、王妃という立場にとどまらず、息子の狂気、宮中の権力争い、そして亡き先王にまつわる秘密までも抱えた人物。彼女は落ち着いた語り口と意志のこもった眼差し、そして繊細な感情表現で、中殿としての威厳と母としての愛情を見事に描き出した。
とりわけ第15話では、最期の瞬間まで息子を思い続ける母の姿を涙を誘う演技で視聴者に深い余韻を残した。『鬼宮』は幕を下ろしたが、ハン・ソウンが体現した中殿パク氏は、視聴者の心に長く残る存在となった。
これまで多彩なジャンルで確かな存在感を示してきたハン・ソウン。『鬼宮』でもその表現力の深さを存分に発揮し、俳優としての歩みを着実に重ねている。今後、彼女がどのような役柄で新たな魅力を見せてくれるのか、大きな期待が寄せられている。
■【写真】16年来の親友ならではの空気感が心地いい!『鬼宮』の2人が“Z世代カップル”に
前へ
次へ