俳優チョ・ジヌンが「2024 ソウル国際映画大賞」において、映画俳優が選ぶ「最高の俳優賞」を受賞した。
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12月5日に開催された「2024 ソウル国際映画大賞」は、今年で第12回目を迎えた授賞式。今回は2023年7月から2024年10月までに韓国で劇場公開された映画やOTTで配信された作品を対象に、受賞者と受賞作が選定された。
今年の2月に公開された『DEADMAN 消された男』(日本は10月18日公開)の主演俳優チョ・ジヌンは、受賞スピーチで次のように述べた。
「この場に立てることがとても心強いです。前におられる先輩方が築き上げてくださったおかげで、ここまで来ることができました。このような素晴らしい場に呼んでいただき、さらに栄誉ある賞までいただき、本当に感謝しています。『DEADMAN』をともに作り上げたスタッフや監督、すべての関係者とこの栄光を分かち合いたいと思います。そして、先輩方の努力と名誉に傷をつけないよう、後輩としてこれからも一生懸命に精進してまいります。韓国映画をどうぞこれからも応援してください」
チョ・ジヌンは今年、映画やOTT作品などで幅広く活躍を見せた。
年初に公開された映画『DEADMAN 消された男』では、1000億ウォンの横領の濡れ衣を着せられ、「死んだ人間」として生きることになった主人公を熱演。人生の頂点から突然転落する男を圧倒的な演技力でダイナミックに描き、高い評価を得た。
また、下半期にはDisney+で配信された『NO WAY OUT:ザ・ルーレット』で主人公の刑事ペク・ジュンシク役を務め、手に汗握るサスペンスを作り上げた。
この作品で「信頼して見られる俳優」としての地位を再び確固たるものにしたチョ・ジヌンは、11月に開催された「第44回黄金撮影賞」でOTT部門特別演技賞を受賞した。
数々の作品で活躍し、立て続けに受賞しているチョ・ジヌン。2025年の活動にも多くの期待が寄せられている。
(記事提供=OSEN)
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