王宮に渦巻く怨念と初恋の行方、韓国時代劇『鬼宮』がもっとも熱い理由

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SBSの『鬼宮』が放送初週から二桁視聴率を突破し、国内外のOTTでもトップに躍り出るなど、圧倒的な勢いでヒットを記録している。

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ドラマ王国SBSが2025年唯一手がけるファンタジー時代劇として注目を集めているドラマ『鬼宮』は、霊媒の宿命を拒む巫女ヨリと、彼女の初恋の相手ユンガプの肉体に宿ったイムギ・カンチョリが、王家に怨念を抱く“八尺鬼”と相対し、身体と魂が絡み合う壮絶な“肉体争奪ファンタジー・ラブコメディ”を描く作品である。

イムギと巫女という斬新で刺激的な題材に加え、カンチョリ/ユンガプ役を演じるユク・ソンジェ、ヨリ役のキム・ジヨン、イジョン役のキム・ジフンら実力派俳優たちの憑依したかのようなキャラクター演技、宮廷内に渦巻く謎、そして背筋が凍るようなK-幽霊たちの存在感が絶妙に組み合わさり、初回から熱い反響を呼んだ。

(写真=SBS『鬼宮』)
(写真=SBS『鬼宮』)

第1話では、最高視聴率10.7%を記録し、初回にしていきなり二桁を突破する驚異的なスタートを切った。

さらに首都圏・全国ともに視聴率9.2%を記録し、同時間帯の視聴率1位を獲得したうえ、同じくSBSの『わたしの完璧な秘書』『埋もれた心』を上回って、2025年に放送されたSBSドラマの中で初回視聴率の最高値を更新した。

週末に放送された全ミニシリーズの中でも1位を獲得し、4月の新作ドラマ戦争の中で最初に覇権を握ることに成功した。(ニールセンコリア基準)

さらにOTTプラットフォームでも圧倒的な人気を見せている。『鬼宮』はNetflix配信直後に強力なライバル作品を押しのけ、“本日の韓国TOP10シリーズ”1位にランクイン。韓国だけでなく、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイなどでもTVシリーズ部門1位を獲得し、グローバルブレイクの足場をしっかりと築いた(FlixPatrol、2025年4月21日時点)。

また、国内OTT統合検索・コンテンツ推薦プラットフォーム“キノライツ”の集計によるトレンドランキングでも、『鬼宮』は映画とドラマを合わせた総合ランキングで1位を獲得し、各種ヒットチャートを完全制覇する快挙を達成した(2025年4月19日時点)。

第2話では、千年ぶりに人間の肉体を得たイムギ・カンチョリの“カオスな人間界適応記”が展開される一方で、ヨリが宮中でユンガプの魂の声を聞き、その魂を取り戻すために奮闘する姿がスペクタクルに描かれた。

そして物語の終盤では、元子(演者パク・ジェジュン)を襲った原因不明の狂気が、恐ろしい怨霊“八尺鬼”の仕業であること、さらにユンガプの魂もすでに八尺鬼に食われていたという衝撃の事実が明かされ、今後カンチョリとヨリ、そして八尺鬼の本格的な対立が始まることが予告された。

こうして物語序盤から旋風を巻き起こしている『鬼宮』の勢いが、今後どこまで拡大していくのか、注目が集まっている。

なお、視聴率とOTTの両方で首位を制し、好調な滑り出しを見せているSBSドラマ『鬼宮』第3話は、4月25日(金)午後9時50分に放送予定である。

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