俳優兼歌手のイ・ジュノが、そのグローバルな影響力を改めて示した。
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12月6日、高雄ナショナルスタジアムで開催された「10th Anniversary Asia Artist Awards 2025」(以下「AAA 2025」)でMCを務めたイ・ジュノは、4つの賞を受賞する快挙を成し遂げた。
同じくMCのチャン・ウォニョンとともに披露したワルツ・パフォーマンスで華やかに幕を開け、特有の安定した進行力で授賞式を軽やかにリードしたイ・ジュノ。
デビュー以来初めてのAAAのMCにもかかわらず、穏やかで自然なトーン、機転の利いたコメント、そして滑らかな進行で、約6時間にわたり5万5000人の観客を魅了し、会場の熱気を一層高めた。
一方で、大賞部門の「AAA今年の主演男優賞」をはじめ、「AAAベストアーティスト」「AAAファビュラス」「AAA人気賞」まで計4部門で受賞し、“信頼して観られる俳優”としての存在感を確固たるものとした。
受賞後、ジュノは「『テプン商事』を通じて、世界中のファンの皆さんに“テプン精神”をお見せできて幸せだった。2025年はまさに台風のような一年だったが、その中で自分自身も成長できたことに感慨深さを覚える」と語った。
続けて「『テプン商事』の全スタッフ、監督、脚本家の皆さんに深く感謝している。そして何より、ファンの皆さんに心から愛していると伝えたい。いつもテプン精神のように、互いの手を取り合い、倒れずに最後まで歩んでいけることを願う。良い新年を迎え、健康でありますよう願っている」と感謝の言葉を述べた。
イ・ジュノは、最近二桁視聴率を記録して放送を終えたドラマ『テプン商事』で主人公カン・テプンを演じ、作品の成功を牽引した。新米商社マンから真の社長へと成長していく姿を立体的に描き出し、再び“代表キャラクター”を更新したとの高い評価を受けている。
『赤い袖先』『キング・ザ・ランド』、そして『テプン商事』まで、3作品を連続してヒットさせ、演技力と話題性を証明してきたイ・ジュノ。今回の4冠達成は、彼のグローバルな影響力にさらなる勢いをもたらす見通しだ。
(記事提供=OSEN)
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