【究極セレクション】キム・ユジョンが子役として活躍したレジェンド時代劇「この3本」

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「20代のトップ女優」といえば、真っ先に思い浮かぶのがキム・ユジョンだ。今は堂々たる貫禄を見せているが、子供の頃は天才子役と呼ばれていた。1999年生まれの彼女は、2005年頃からドラマに出るようになり、2010年前後に大ヒットした時代劇で重要キャラの子役時代をよく演じていた。その中で、究極的な3本を選んでみよう。

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『善徳女王』(2009年)

『善徳女王』
(MBC 2009 All Right Reserved.)

朝鮮半島で最初に誕生した伝説的な女王を破格のスケールで描いた『善徳女王』。主役のトンマンに扮したのがイ・ヨウォンで、怪女ミシルを演じたコ・ヒョンジョンの妖艶な演技も大評判になった。また、ピダムに扮したキム・ナムギルの「古代のイケメン」ぶりも印象的だった。

さらに、序盤では子役の活躍が目立った。トンマンの少女時代をナム・ジヒョン、パク・イェジンが扮したチョンミョン(トンマンの姉)の幼少時代をキム・ユジョン、少女時代をシン・セギョンが演じていた。キム・ユジョンは撮影時に10歳。あどけない笑顔が画面に映えていた。

『トンイ』(2010年)

『トンイ』
『トンイ』の制作発表会にキム・ユジョンも参加していた

韓国時代劇の中で特に日本で抜群の人気を誇る『トンイ』。主人公のトンイは性格が明るくてとても素直。そんなヒロインをハン・ヒョジュが快活に演じ、そのひたむきさが視聴者から好評だった。

そのハン・ヒョジュの前に子供時代のトンイを演じたのがキム・ユジョンだ。すでに「子役のスター」になっていたキム・ユジョンは、大人顔向けの達者な演技を披露して、ドラマの序盤を大いに盛り上げた。

『太陽を抱く月』(2012年)

『太陽を抱く月』
画像=MBC

このドラマは、韓国MBCで2012年1月から3月まで放送されたが、時代劇歴代視聴率10位の42・2%という数字をたたきだした。キャストも充実していて、キム・スヒョン、ハン・ガイン、チョン・イルという若きスターがこぞって出ていた。同時に話題をさらったのが、将来を嘱望された子役たちだ。

世子がヨ・ジング、その婚約者がキム・ユジョン、婚約者選抜行事で負けた少女がキム・ソヒョンという顔ぶれだった。特にキム・ユジョンは、陰謀に巻き込まれて命を落とすのだが(実は生きていたけれど)、絶命するシーンは涙なくしては見られないほど感動的だった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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