王子が運命の糸を手繰り寄せる『太陽を抱く月』【名作劇場】

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『太陽を抱く月』は、韓国放送当時、最高視聴率40%を越えるなど、ドラマ作品では異例のヒット作となった。『トキメキ☆成均館(ソンギュングァン)スキャンダル』の原作者であるチョン・ウォングォルの世界観があますところなく再現されており、ロマンスに特化した宮中ストーリーからは目が離せない。

今や、若手俳優としてNo.1の呼び声高いキム・スヒョンと、清純派の王道を行くハン・ガインが繰り広げる恋愛模様は、胸を締めつけるほど淡く切ない。

主人公イ・フォンを演じたキム・スヒョンは、本作品への出演で俳優としての評価がうなぎのぼりだ。

『太陽を抱いた月』以外にもドラマ『ドリームハイ』、映画『10人の泥棒たち』など話題作に登場しており、若手の中でも群を抜いて高い評価を得ている。

配役の共通点としては、天真爛漫、純真無垢、爽やかなキャラクターであること。3枚目かと思いきや、時折セクシーな顔を見せる。そのギャップを見せる演技力が、キム・スヒョンの魅力となっている。

ドラマ『太陽を抱く月』(2012 MBC)

【あらすじ】愛する妃の突然の死

架空の王イ・フォンと巫女ヨヌのラブストーリーを中心とした宮中ファンタジー作品。赤い糸で結ばれたように恋に落ちる2人。婚礼を目前に控えていたが、ヨヌは不可解な病にかかり命を落としてしまう。

それから8年後。若き王として国を背負うことになったフォンは、最愛の女性を忘れられず悲しみに暮れる日々を過ごしていた。しかし、そこに死んだはずのヨヌが現れる。

2人で過ごした記憶の一切を忘れたヨヌは、巫女として生きていたのだ。再び出会う2人。物語が動き始める…。

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