夏の暑さを吹き飛ばすなら、背筋がゾクゾクするオカルト要素たっぷりのドラマをイッキ見するのが一番!
【関連】チュ・ヨンウの“学生服姿”から目が離せない…『巫女と彦星』が好スタート
巫女や霊媒、地獄の使者、悪鬼退治……韓国ならではの伝承や霊的な世界観を巧みに織り交ぜた作品は、この夏こそ楽しみたいものだ。
不穏な気配と恐怖の美学が彩られた物語の中で、身も心もヒヤッと涼しさを感じられるはず。そこで今回は、夏の夜にぴったりな“オカルト系”おすすめ韓国ドラマを一挙紹介!
◇
『トラウマコード』『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』で大ブレイクしたチュ・ヨンウと、『今、私たちの学校は…』『賢い医師生活』で注目を集めたチョ・イヒョンが共演。序盤は普通の高校生同士のラブストーリーかと思いきや、第6話から予想を裏切る怒涛の展開が待ち受ける。ドラマファンの間では「第2の『ソンジェ背負って走れ』」とも称される話題作。驚きのどんでん返しと、チュ・ヨンウ&チョ・イヒョンの圧巻の演技に、ドキドキが止まらない!
主演:チョ・イヒョン、チュ・ヨンウ
あらすじ:巫女のソンア。昼間は高校生、夜は巫女。幽霊と共にする自身の宿命にぐっと耐えている。人とは違う人生だけど、大丈夫。もう慣れた。青年ギョヌ。超絶イケメン、スマートな雰囲気、ただならぬ魅力を兼ね備えるが、幼いころから不幸続きで、その命は風前の灯火だ。愛された経験がないゆえに、人を愛することもできない。ある日、青年が巫女の前に逆さまの状態で現れた。巫女の目に逆さまに見えるのは余命が短いということ。18歳の巫女は青年を見た瞬間、運命に立ち向おうと固く決心する。どんな手を使っても救ってみせる。巫女のソンアと死期が近い青年ギョヌの物語。真っ暗な闇の中にいるギョヌの厄を祓い、光り輝く初恋を成就させられるのか。
16年来の友人同士ということもあり、ユク・ソンジェとキム・ジヨンの息の合った演技が心地よい。宮殿という閉ざされた空間で巻き起こる事件を軸に、スリル、ロマンス、ファンタジーが絶妙に絡み合い、新たなスタイルの韓国ファンタジードラマが誕生した。
主演:ユク・ソンジェ、キム・ジヨン、キム・ジフン
あらすじ:強い霊力を持つヨリは幼い頃より悪神カンチョリに付きまとわれていた。ある日、故郷を離れて久しい初恋の人ユン・ガプが検書官(コムソグァン)となってヨリの前に現れる。ヨリはガプと漢陽へ旅立つが、山中でガプが何者かに殺されてカンチョリがその体に乗り移ってしまう。恋しい人の体からカンチョリを追い出すためにガプの魂を捜すヨリは、王宮に悪鬼が潜むことを知る。ヨリは悪鬼と戦う中、憎んでいたはずのカンチョリにだんだん心ひかれていく。
「死」というテーマを通して、現代社会が抱える深刻な問題に鋭く切り込む。宗教、政治、社会のルール、そして常識――それぞれの“正しい在り方”とは何か。ドラマ全体と通して突きつけられる、圧倒的なメッセージにぜひ注目してほしい。
主演:キム・ヒョンジュ、キム・ソンチョル、キム・シンロク
あらすじ:この世のものではない"何か"が突然現れ、人間たちを地獄へと突き落とす…。人々が恐怖におののく中、この現象を神の裁きだと主張する宗教団体が台頭し始める。
「民俗学」という新鮮な題材を用いた、緻密に練り上げられたストーリーと巧妙な伏線、ジャンル物としての娯楽性の中に、社会への鋭い洞察とメッセージを巧みに織り込む――それこそが、“売れっ子脚本家”キム・ウニの真骨頂。キム・テリやオ・ジョンセら実力派俳優による見応え十分な熱演は、言わずもがな。
主演:キム・テリ、オ・ジョンセ、ホン・ギョン
あらすじ:亡くなった父親の遺品を受け取って、悪鬼に取り憑かれた貧しい生まれのク・サニョン。鬼と神を見ることができる民俗学者ヨム・ヘサンと出会い、悪鬼に関する真実を追いながら、自分が知っていた世界とは全く違う世界と向き合う。
目立ったスター俳優もいなければ、ありがちなロマンス要素も皆無。それでもシーズン1は異例の大ヒットを記録し、シーズン2の制作に繋がった。“韓国型ヒーロー”たちが力を合わせて悪霊に立ち向かう姿が、共感と爽快感を呼び起こす。暗く重くなりがちなテーマを、あえてB級要素を取り入れることで軽やかに見せた絶妙なバランス感覚が秀逸なドラマ。
主演:チョ・ビョンギュ、ユ・ジュンサン、キム・セジョン、ヨム・ヘラン
あらすじ:昼は麺物屋の従業員、夜は悪霊と戦う正義の味方。特別な力を与えられたカウンターたちは、今日も命がけの戦いに挑む。この世の平和と、大切な人たちを守るため。
■【写真】『鬼宮』主演カップルの仲睦まじいオフショット。さすが“リアル親友”ならではの雰囲気!
前へ
次へ