チョン・ギョンホ主演のMBC新ドラマ『労務士のノ・ムジン』のハイライト映像が公開された。『労務士のノ・ムジン』は、幽霊が見える労務士が巻き起こすドタバタな労働問題解決劇を描いたコミカルなファンタジーアクションである。
【関連】チョン・ギョンホが再び代表キャラ更新の予感!『労務士のノ・ムジン』が示す“新ヒーロー像”
映画『私たちの幸せな時間』や『交渉』を手がけたイム・スンレ監督のドラマ初演出作品であり、OTTドラマ『D.P.-脱走兵追跡官-』のキム・ボトン作家と映画『アイ・キャン・スピーク』のユ・スンヒ作家が共同で脚本を担当することでも注目を集めている。
公開されたハイライト映像は「これまでの労務士は忘れろ」という字幕で始まり、無念の思いを抱いた幽霊たちのために結成されたチーム「ムジンズ」の本格的な出動を告げる。ノ・ムジン(演者チョン・ギョンホ)、ナ・ヒジュ(演者ソル・イナ)、コ・ギョヌ(演者チャ・ハギョン)という3人の個性あふれるキャラクターの掛け合いや、私たちの身近にいるかもしれない労働者たちのリアルなエピソードが、重みのあるメッセージを予告し、関心を集めている。
ムジンは、気が利かず、運もなく、分別もなく、金もない、まさに“無”を体現した男として登場する。彼の労務士事務所には依頼人すら現れず、やがて生活費を稼ぐため労働現場をさまよう中で命の危機に直面する。
そんな中、死の淵で謎の青年ボサル(演者タン・ジュンサン)と出会い、命を担保にした奇妙な契約を結んだことから、状況は大きく転換。以降、幽霊の依頼人たちがムジンのもとを訪れるようになり、物語の幕が本格的に上がる。
生き延びるために幽霊たちの話を聞いていたムジンが、やがて職業意識に目覚めていく成長物語も示唆されている。ムジンの目にだけ映る労働者たちの哀しい状況や死を通じて、彼は自分の知っていた世界とは異なる労働の現実に胸を打たれる。
「金を稼ごう」と持ちかけてきた“ずる賢さ全開の短気な義妹”ヒジュは、労働者たちの厳しい現実に怒りを燃やし、行動派としての一面を見せる見込みだ。
また、再生回数を追い求める“ちょっとズレた元気系・自己顕示欲満載”の映像クリエイターのギョヌも加わり、彼のカメラが捉える現実に関心が高まっている。
「ダメならできるようにしろ!」と叫びながら現実を告発し、変えるためにチームプレーを繰り広げる「ムジンズ」の活躍が、本作『労務士のノ・ムジン』の最大の見どころとなりそうだ。
特にハイライト映像では、“名前を聞くだけで、顔を見るだけで信頼できる俳優陣”がサプライズ出演することが予告され、話題を呼んでいる。ムン・ソリ、チン・ソンギュ、キム・デミョン、パク・ウォンサン、キョン・スジン、カン・ヘウォンといった圧倒的な存在感の特別出演陣に加え、物語の要となるチェ・ムソンやユ・ソノのインパクトある登場も予告されている。彼らがどんな場面で、どんなキャラクターとして登場するのかにも期待が高まる。
初回は5月30日(木)夜9時50分から放送される予定だ。
■【関連】チョン・ギョンホが幽霊が見える労務士に変身、新ドラマ『労務士のノ・ムジン』ポスター公開
前へ
次へ