これまでモノトーンを基調とした落ち着いた装いが目立っていた女優たちのドレスが、今年の「百想芸術大賞」では一転。より鮮やかで大胆なスタイルがレッドカーペットを彩った。
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10年連続でMCを務める“百想の女神”ペ・スジ(30)は、今年も圧倒的な存在感を放った。
銀の刺繍と大ぶりの羽飾りが融合したドレスは、まるで螺鈿細工を思わせる高級感あふれる光沢を放ち、観る者の目を奪った。上品さの中に華やかさを備えた一着は、スジの魅力を最大限に引き出していた。
イム・ジヨン(34)は深みのある真紅のドレスで妖艶な雰囲気を演出。クラシカルなヘアとメイクアップは、まるで往年の映画ヒロインのようなムードを漂わせ、彼女特有の気品を際立たせた。
TV部門で最優秀女優賞を受賞したキム・テリ(35)は、登場からしてインパクト抜群。
煌びやかなビーズがあしらわれたチューブトップドレスで肩やウエストを大胆に見せ、観客の視線を一身に集めた。授賞式本番では優美なラインが特徴のピンクドレスに着替え、劇的なスタイルチェンジを披露。大胆さと古典美を兼ね備えた演出だった。
ソン・ヘギョ(43)はブラックの代わりにダークグレーのスーツ風ドレスで登場し、落ち着いたカリスマを放出。ノ・ジョンウィ(23)はブラックドレスにデイジーの刺繍をあしらい、可憐で爽やかな魅力を演出した。
チョン・ウンチェ(38)はメタリックなシルバードレスで都会的かつシックな雰囲気を演出し、パク・ジヒョン(30)は淡いピンク色の貝殻を思わせるドレスで、その透明感のある肌をより一層引き立てた。
単調さから脱却した今年の百想レッドカーペット。
色彩とディテールで個性を表現した女優たちのファッションは、まさに“芸術”そのものだった。
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