『コッソンビ』で「禁断の恋」に陥った2人に恐ろしい「魔の手」が忍び寄る

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』は後半を迎えてきたが、この局面にあって非常に難しい立場になってきたのがキム・シヨル(演者カン・フン)であった。

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彼は、ユン・ダノ(演者シン・イェウン)が主人を務める二花院において、カン・サン(演者リョウン)とチョン・ユハ(演者チョン・ゴンジュ)と一緒にイケメン3人衆を形成していた。

その中でも、キム・シヨルは一番軽薄な男と思われていた。いつも妓楼に出入りしていて賭け事にも夢中になっている。酒も大好きで本当に遊び人と思われていたのだが、実はそれは仮の姿だった。

彼は、廃された世孫(セソン)のイ・ソルであることが明らかになったカン・サンを守る「番人」だったのだ。刺客として天下一品の腕前を持つ恐ろしい男なのである。

表の顔は典型的な遊び人。裏の顔はすご腕の「番人」。本当に表と裏で別人格となるのがキム・シヨルという男であった。

『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』
画像=SBS

予断を許さぬ展開

一方、暴君から命令されてイ・ソルを必死に探していた漢城府(ハンソンブ)のチャン・テファ(演者オ・マンソク)は、かつて「番人」によって息子を殺されてしまっていた。

そして、亡き息子の婚約者だったのがユン・ダノの姉ユン・ホンジュ(演者チョ・ヘジュ)だった。チャン・テファはユン・ホンジュが息子の後を追って死んだと思い込んでいた。

しかし、彼女は二花院の奥の隠れ家でずっと生き続けて、今はキム・シヨルとお互いに愛し合うようになっていた。ユン・ホンジュも本当に苦しいところだった。「自分の心は死んだ」と思いながら生きてきたのだが、キム・シヨルと出会って再び生きる喜びを見つけるようになっていった。

そういう意味で、ユン・ホンジュにとってキム・シヨルは絶対無比の人なのである。しかし、キム・シヨルとユン・ホンジュの関係をもしもチャン・テファが知ったら、どのように恐ろしいことが起きるだろうか。『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』も予断を許さぬ展開になっていった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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