テレビ東京で放送されている『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』では、主役ユン・ダノをシン・イェウンが演じている。彼女は謎めいてスリリングな時代劇のヒロインに抜擢されて、どんな場面でも愛らしい笑顔を見せている。
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しかし、ドラマで演じるキャラが変わると、女優の印象もガラリと変わる。ソン・ヘギョが主演した『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』では、悪役のパク・ヨンジンをイム・ジヨンが演じていたが、その高校生時代に扮していたのがシン・イェウンであった。
そのときはイジメ役だけにいつも恐い表情を見せていたが、『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』では一転して爽やかな笑顔が似合う女優になっていた。
そんなシン・イェウンが演じるユン・ダノは、まだ20代の若さなのに、科挙の合格をめざす受験生たちを泊める二花院の女主人となっている。なぜ、その若さで経営者にならざるをえなかったのか。
それは、父親が早く亡くなってしまい、他に後継ぎがいなかったからだ。そのために、子供の頃から二花院を仕切っていかなければならなかった。
残念ながら、二花院はいつ潰れても仕方がない状況だった。とにかく、客が少なすぎるのだ。そして、必死になって客引きをして何とか集まったのが3人のイケメンであった。
その顔ぶれは、カン・サン(演者リョウン)、キム・シヨル(演者カン・フン)、チョン・ユハ(演者チョン・ゴンジュ)となっている。この中に「あの要注意人物」のイ・ソルがいるのかどうか…それがユン・ダノにとってキーポイントだった。
実は、イ・ソルというのは、国王イ・チャン(演者ヒョヌ)が必死になって探している「廃された世孫(セソン)」なのである。後ろめたい過去がある国王は、自分の王位を狙うイ・ソルを見つけて殺してしまおうと考えていた。
そういう状況の中で経営不振の二花院は、大きな借金の返済のためにイ・ソルを探さなければならない立場になった。果たして、ユン・ダノはどんな形でイ・ソルを探そうとしていくのか。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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