韓国ドラマ史上最もスリリングな24時間を描く、宮廷アクション時代劇『于氏王后(うしおうこう)』が、NBCユニバーサル・エンターテイメントから2025年5月2日(金)よりDVDリリース開始。2025年夏 U-NEXT独占先行配信される。
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主演は時代劇初出演かつ初主演となったチョン・ジョンソ。理知的な瞳を持つ気高く美しい王妃だけでなく、弓を手に鎧(よろい)姿で戦う本格アクションを完璧にこなして、大胆不敵なロイヤル・ヒロインを誕生させた。
王妃を取り巻く面々には、韓国ドラマに欠かせない豪華俳優が結集。優れた機知と冷静さを見せる王の参謀にキム・ムヨル。王妃の姉でありながら王に執着する野心的なキャラクターには実力派チョン・ユミ。冷酷非情な第3王子に扮し王位争いに緊張感を加えるのは、数々のドラマでインパクトを残してきたイ・スヒョク。王を支える頼もしい忠臣にはパク・ジファン。
そして、物語の柱となる高句麗(コグリョ)第9代王をチ・チャンウクが熱演! 王妃と2人きりの時は従来のロマンス作品でおなじみの優しい笑顔を見せるも、戦場では猛々しい眼光で敵を圧倒、宮廷では威厳とカリスマ溢れる王を見事に演じてみせている。個性と演技力が煌めく俳優陣が監督と入念に話し合い完成させた、ひとクセもふたクセもある唯一無二のキャラクターたち。果たして誰がどんな思惑を持ち、王妃の敵もしくは味方となるのか、読み解く面白さを存分に与えてくれる。これまでのイメージを大きく覆す役柄で火花を散らす俳優たちの演技対決は必見!
王妃ウ・ヒは美しく男性よりも聡明で強いが、女に生まれたため、一族のため将棋の駒のように動かされてきた女性。王を失った彼女は、娶嫂婚(チィスホン)により自ら次の王を擁立してその王妃となり、亡き夫の遺志を継いで国を守ることを決意する。王の死を伏せ、秘密裡に宮廷を抜け出して、婚姻相手に選んだ第3王子のもとへ向かう王妃だが、すでに内通者により敵に情報は広まっており、王妃の目的を阻むための追手が差し向けられていた―。
娶嫂婚(チィスホン)を成立させるためには、夜明けまでに婚姻を果たし、新王を宮廷に連れ帰らねばならない。タイムリミットのもと、宮廷内外で、王妃を巡り、王弟や部族との緊張感溢れる駆け引きや戦いが繰り広げられる。高句麗で初めて真に権力を手にし、国を動かしていく女性が誕生するまでをスリリングに、ノンストップで描く!
亡き王が命がけで守り抜いた国土と民を、この国の王妃として自分が守っていく。王妃が、王の弟と婚姻する娶嫂婚(チィスホン)を選ぶことにより王妃の地位を守ることを選択したのは、一族と己のためでもあるが、急逝した王の国への想いと責務を知るがゆえだ。
宮廷では為政者としての威厳を保つ王と王妃。政略結婚ではあるが、互いに一番の理解者であると共に、2人だけの時は優しい瞳で見つめあい、昔話に笑いあい、慈しみあう愛が育まれていた。
ロマンス作品常連のチ・チャンウクだが、時代劇は『奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-』以来約10年ぶり。常に死を意識して戦場に生きる王が王妃に抱く深く温かい愛を、繊細にかつ情感を込めて演じている。
急死する前、王が王妃にかけた言葉、「これからは自分で自分を守れ」は、大きな決断をする王妃の背中を押すことに。王と王妃の愛のエピソードシーンは王亡き後も頻繁に登場。王妃が前代未聞の逆襲劇に向かう原動力となり、国を背負う宿命を分けあう夫婦の愛おしく切ないラブストーリーとしても胸を揺さぶられる。
高句麗初期を記す史料は少ないが、王の弟と婚姻することで権力を維持する娶嫂婚は高句麗のある地域で実際に行われていたようだ。
また、三国史記によると、第9代王・故国川(コグクチョン)王(コ・ナンム)は、戦場では自ら軍を率いて勝利する勇猛果敢な王でありながら、冷静かつ公平な判断をする優れた統治者でもあった。国内では反対勢力である五族を抱えていたが、国相ウル・パソのもと内政改革を行った。
本作では、その王を失い、世継ぎを持たない王妃を主人公に据え、彼女が窮地から形勢逆転を図るストーリーを考案。さらに、王の死を伏せなくてはならない条件と24時間のタイムリミットを設けることで、一秒たりとも目を離せない、胸を掻き立てられるスリリングなエンタメ作品に仕上げている。
本作はTVINGが初めて挑戦した本格時代劇。莫大な制作費のもと、一流のクリエイターと俳優がタッグを組んだだけあり、第1話冒頭から圧巻の戦闘シーンが展開。チ・チャンウクは、兵士たちを鼓舞し、自ら敵に切り込み猛々しく剣を振るう、圧倒的強さを見せつける。広大な戦場とリアルな演出により、王のカリスマとオーラは一層輝きを増している。王妃を追撃する王子や部族それぞれに細かく設定を作り、異なる衣装や戦闘術を用意。様々な敵との攻防シーンをリアルかつスリリングに仕上げている。
アクションのみならず、申(さる)の刻、酉(とり)の刻…と、ドラマに印象的に差し込まれる時間の経過を知らせる映像の作り込みも緊迫感を煽る。大胆かつ細い演出により、一瞬たりとも見逃せない、渾身のアクション時代劇が誕生した。
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