韓国MBCの新ドラマ『モーテル・カリフォルニア』(原題)に主演するイ・セヨンが、インタビューを通じて見どころを明かした。
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同作は、田舎のモーテルを舞台に、モーテルで生まれ育ったヒロインが12年前に逃げ出した故郷で初恋の相手と再会することで繰り広げられる、波乱万丈な“初恋リフォーム”ロマンス。
イ・セヨンは劇中、「田舎のモーテルが家」という平凡ではない背景と、韓国と外国のハーフということで容易ではない人生を過ごしてきたインテリアデザイナーのチ・ガンヒ役を演じる。
彼女は同作に出演を決めた理由について、「原作小説を読んで、人間の生きる物語、その中で癒されるんじゃないかと思った。幼い頃から自分自身を否定し続けてきたガンヒというキャラクターに出会いたかった」と明かした。
また、これまで出演したヒット作『赤い袖先』や『愛のあとにくるもの』と比較しつつ、「世の中に自分の話を聞いてくれる人が一人でもいれば、生きていけると言う。その唯一の存在であるヨンスと共に作り上げる初恋の再会ロマンスというところが、この作品の差別化された魅力だ」と強調した。
ガンヒについては、次のように紹介する。
「強い人に強く、弱い人に弱い人で、自分の信念を貫く頑固なキャラクターだ。でも実は繊細で傷つきやすい一面を持っている。その二面性が魅力だと思う。ハーフという設定なので、外見にも工夫を凝らした。カラコンを付けたり、髪を染めたりパーマをかけたりした。衣装もキャラクターに合った多様なスタイルを準備して撮影に臨んでいる」
また、23年間の初恋の物語を共有する唯一の相手、ヨンス役を演じるナ・イヌとの相性についても注目させた。
イ・セヨンは「ガンヒが思うヨンスの魅力は、人柄の良さ、優しい目、そして正しく真っ直ぐな信念」と述べた上で、「ナ・イヌさんは穏やかで落ち着いている人だ。さらに、優しく愉快な性格で、現場では常に中心的な存在だ。そのおかげで楽しく撮影している」と言い、2人のケミストリーを期待させた。
『赤い袖先』では「人間水墨画」と称され、話題を集めたイ・セヨン。
『モーテル・カリフォルニア』を通じては、「常に演技が気になる女優と呼ばれたい」という希望を語った。
「このドラマの見どころは、人間の物語、癒しだと挙げたい。完璧ではないキャラクターたちが互いに助け合い、大切にしながら困難を乗り越え、悲しみや喜びを分かち合う姿を通じて、癒しを感じていただけるはずだ」
イ・セヨンが主演する『モーテル・カリフォルニア』は、1月10日21時50分から放送開始される。世界配信は未定。
(記事提供=OSEN)
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