10月11日にPrime Videoで第1話と第2話が配信された『愛のあとにくるもの』。イ・セヨンと坂口健太郎がダブル主演して、珠玉のラブストーリーが展開されている。
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第2話までのダイジェストを紹介しよう。
日本に留学したホン（イ・セヨン）は、駅の改札口で困っているときに潤吾（坂口健太郎）に手伝ってもらう。お互いに好ましい感情を持った2人。ラーメン店のアルバイト募集で再会する。ホンと潤吾は恋に落ち、桜が満開の井の頭公園でデートを重ねる。
2人は京都を旅行したり同居を始めたり……。ときめくような日々が美しい日本の風景を背景に描かれる。しかし、ホンには難しい事情があった。母親が日本に来たことに大反対していたのだ。それがホンにとって足かせになっていた。
ドラマは並行して、5年後の冬のソウルも描写される。事情がまったく変わっていた。ホンには婚約者がいて、出版社に勤める彼女は結婚を控えている。そんな彼女が空港で運命的に再会したのが、作家として成功していた潤吾だった。
彼がソウルでインタビューを受けるときの通訳を務めたのがホンだった。しかし、彼女は冷静にやりとげることができない。東京での「愛の別れ」の場面が切実に思い浮かんでくるからだ。
潤吾も心を必死に保ってきたが、ついに彼は耐え切れなくなって、インタビューの後にホンが乗った車の前に立ちはだかる……。
ここまでが第2話までの流れだった。
冬のソウルと5年前の春の日本が随所に対比されながら、ホンと潤吾の「輝かしい愛」と「5年後の苦悩」が描かれていく。それは、美しくも切ない愛の軌跡であった。
特筆したいのが、演じるイ・セヨンと坂口健太郎の相性がとてもいいことだ。2人は「愛の高揚する瞬間」と「別れたあとの辛さ」を巧みに演じ分けていた。それゆえ、ドラマは情緒あふれるラブロマンスになっていた。
待望の第3話と第4話はPrime Videoで10月18日から配信される予定だ。
文＝康 熙奉（カン・ヒボン）
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