Disney+配信『ジョンニョン』が描く韓国版宝塚 “女性国劇”がベールを脱ぐ。韓ドラ初の試みを絶対見逃すな!

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tvNの新ドラマ『ジョンニョン:スター誕生』(Disney+で配信予定)が、見たことのない新しい題材「国劇」の世界をドラマファンに披露する。

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同作は、韓国戦争後の1950年代を舞台に、少女ジョンニョンがその天性の美声と表現力を武器にスターダムを駆け上がる感動のサクセスストーリー。

『赤い袖先』のチョン・ジイン監督が演出を務め、キム・テリ、シン・イェウン、ラ・ミラン、チョン・ウンチェ、キム・ユンヘらが出演する。

何よりも、韓国ドラマ史上初めて「女性国劇」を取り上げることで注目を集めている。

女性国劇とは、1950年代前後に韓国で人気を集めた民族音楽劇の一つ。すべての役を女性が演じるという当時としては破格の、音楽、舞踊、演技を融合させた総合芸術だ。

『ジョンニョン』では当時最も人気のあった劇団「メラン国劇団」と、国劇俳優を目指して上京してきた天才少女チョンニョンを中心に物語が展開される。

『ジョンニョン:スター誕生』
(画像=tvN)

国劇の世界に生きた魅力的な人物たちや、国劇界を取り巻くさまざまな物語が描かれ、これまで知られていなかった民族文化である女性国劇の魅力を視聴者に生々しく届く予定だ。

現在のK-POPアイドルに劣らない、当時の国劇界の強力な人気ぶりに関するエピソードも作品に盛り込まれ、興味をそそる内容となっている。

国劇をリアルに具現化するための準備も注目すべきポイントだ。

本当の国劇俳優のように『春香伝』をはじめとする多くの劇中劇を演じた出演者たちは、歌や踊り、舞台演技など多様なスキルを習得すべく長期間にわたってレッスンを行った。

『ジョンニョン:スター誕生』
(画像=tvN)

特に主人公ジョンニョン役のキム・テリは、「生まれつきの音楽の才能を持つ役を演じるため、歌の練習に大きな重きを置いた。2021年から約3年間レッスンを続け、撮影が終わるまで歌と踊り、方言、舞台の稽古を撮影前と同じような強度で続けた」と、役作りの努力を明かしている。

また、「大規模な舞台公演を4~5回撮影した。全員にとって大きな挑戦であり、初めての試みだったので、それぞれの立場で試行錯誤した。毎回の舞台が終わるたびに、チョン監督と共に反省会を行い、次の公演を準備したことが印象に残っている。舞台が終わってもほっとする暇もなく、次はどうするかを新たに考える日々だった」と振り返った。

生き生きとした国劇の舞台を届けるために奮闘した『ジョンニョン』チームの努力の成果に、期待が高まる。

このように、貴重な題材をもとに“コンテンツの洪水”と言われる現代のコンテンツ市場で異彩を放つ新ドラマ『ジョンニョン:スター誕生』は、Disney+で10月12日(土)より独占配信される。(全12話/毎週土・日曜1話ずつ配信)

(記事提供=OSEN)

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