日本と韓国のドラマ交流を一気に活性化させるドラマになるかもしれない。そんな期待が高まっているのが、イ・セヨンと坂口健太郎がダブル主演する『愛のあとにくるもの』である。最大の朗報は、日本でも10月11日からPrime Videoで配信されることだ。これで、話題作を気軽に見ることができる。
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この『愛のあとにくるもの』は、日本に来た韓国人留学生ホン(イ・セヨン)と彼女に出会った潤吾(坂口健太郎)の5年を経たラブロマンスを抒情的に描いたドラマだ。他に、ホン・ジョンヒョンと中村アンがキャスティングされている。
配信を前に9月12日にソウルで制作発表会が開催され、東京でも9月24日にイ・セヨンと坂口健太郎とムン・ヒョンソン監督が出席して発表会があった。この二つの発表会では主演俳優2人が『愛のあとにくるもの』について存分に語っていた。
印象的な発言を振り返ってみよう。
イ・セヨンは「(私が演じる)ホンは日本で潤吾に出会い恋に落ちますが、孤独な時間が続き、もう耐えられなくなって別れを選びます」と語った。「それでも、心のどこかでは運命を信じたいという気持ちがあったのではないでしょうか。そう思いながらホンというキャラクターを演じました」
こうしたイ・セヨンの言葉は、演じる役になりきる彼女の心情を表わしていた。
一方、坂口健太郎は「ホンと潤吾は5年の間、付き合ったり再会したりします。5年間も1人の女性を思い続けるわけで、大きなエネルギーが必要なキャラクターだと思いました」と役の重さについて語った。「悲しみと美しい感情が混ざり合った作品であることが良かったし、正直な感情が表現されているところが素晴らしいと思いました」
このように坂口健太郎は率直に作品への感想を述べていた。
イ・セヨンと坂口健太郎は隣国の言葉を学んで日韓のラブロマンスを繊細に演じている。イ・セヨンも「いざ撮影が進むにつれて、とても幸せな気持ちになりました」と嬉しそうだった。
期待が高まる『愛のあとにくるもの』。ドラマの配信が始まったら大評判になることだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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